金持ちになる。
勝ち組と負け組って何が対称なんだよ?
ってオレはふと思っちゃいました。
紅白でいう買った負けたとは違うっしょ?
どうやら勝ち組負け組みは、世間体のように思えます。
結婚が速い遅い。
仕事があるなし。
収入が高い低い。
etc

結局、幸せだって満足したもん勝ちみたいなもんだと思うけど。

そそ、是はちょっとここで言いたいことじゃないかもしれない。
これからの時代について、好き勝手言いたくなっただけ!それからオレが想うことをいいたくなった。

これからの時代を考える。
今、年功序列は薄れていくもまだチョイ残しみたいだ。
それに代わる新しい体制ってのもいまひとつハッキリしてない。
これからは、実力主義になってくんだろう。このままじゃ、ますます、こじきやニートが増える日本になりそうだ。

友達の問題を使わせていただきます。
あなたが働くとしたら、どっちがいい?
? 基本給の決まっている会社
? 能力で給料が下がりも上がりもする会社
断然?です。
じゃなきゃ、やる気出ません。普通以上には頑張れません。まぁ、そのひと次第だけど、オレは断然?。そんな人が増えたら会社も日本もうるうるうるおってくるでしょう!そんな流れが少しづつ来てるはずなんだ。けど、それじゃ、ますます勝ち組負け組みがわかれちゃう。居場所を無くす人が出る。こじきにニートが増える一方だ。そうなるとスラムができるかもしれない。スラムができたら・・・
ここで、実体験。

ブラジルに行った。サッカーをやりにいった。泊まり先は日系の人んところ。芝のグラウンドが2つも3つもあって、ミニサッカーコートがいくつもあって、合宿所に医療施設、ジムも整ってる家!?もう家じゃないな。そんなサッカー留学をしたオレにとって一番印象に残ったのは、ブラジルサッカーのレベルの高さなんかじゃない。山3つとも言われてたスラム街いわば、スラム山だ。見渡す限りプレハブ小屋に埋め尽くされた山々。一方、オレがサッカーを好き放題できる環境。この差はいったいなんなんだ?

中学生の時、興味本位で借りた「DEATH FILE」って18禁ビデオにはなんらかで死んだ人の死体が写っていた。レイプされたあと殺された人、溺れ死んだ人、自殺した人、事故死した人に銃で撃たれた人。ブラジルサンパウロ近郊のスラム街での話があった。まさにオレが見てきたスラムだ。

最近みたビデオ「BOYZ IN THE HOOD」って映画では実話らしい内容だ。HOODとは、きっと階級とか身分とかを指す意味だろう。アメリカで起きた黒人街での話。10人に1人の黒人は黒人に殺されるっていうというくだりだった。銃声が止まない。若くして子供をつくる。夢をつかみかけた青年が殺され、その仲間がリベンジ。そしてまたリベンジ。
レイプされた友達のリベンジ、やくざの抗争、暴走族、ヤンキー集団の抗争。戦争。世の中そんなもんだ。形が違うにしてもこれはどこでも起きてる事実。やられたらやりかえすオレはやりかえさない強さが欲しい。

オレには命を落としあうような生活はないのはなぜでしょう?
時代に環境か!?
時に、自分がそこに関わったときのことを考える。
命を懸けて、好きな奴のために本気になれる熱さには胸を打たれる。きっと、オレはそゆー意味でそいつらと何も変わらない。が環境が明らかに違う。
それでもどっちが幸せだなんて比べられない。幸せはそれぞれだ。
けど、余計な悲しみは少ない方がいい。そーした環境にいる人の大半は、オレのような環境を望んでるんじゃないかなぁ・・・なんてことは、間違っても口にはしてはいけないことだろう。

話を戻すと何でもかんでも勝ち負けなんてつけるもんじゃない。
けど、保守的安定主義と実力主義では差を生み出す。
話した内容は、ここでは、大げさかもしれないけど、現実問題あっちこっち悲しみに溢れている。そのほとんどをオレは知らない。

友達の言った問題に戻ると
あなたが働くとしたら、どっちがいい?
? 基本給の決まっている会社
? 能力で給料が下がりも上がりもする会社
だからオレは、できるだけ差を生み出さないで頑張りを認められる?の案を考える。

オレは最近つくずく思う。人間生まれながらにして皆平等なんてのは命の尊さとか時間の流れっていう共通したものだけ。不公平極まりない。金がある人ない人の差は大きい。力のある人とない人の差は大きい。

その差を無くすにも、人助けをするにも、悲しみを少なくして、幸せを掴むんでも金と言う力が必要だ。「金が欲しい」「世の中、金だ」「金は力」 この言葉には厭らしさ、醜さや汚らしさが感じられるが、オレは意味を穿き違えないで聞いて欲しい。
「金はすべて」それは間違ってる!すべてなんかじゃない!!
やっぱり、人間だ。心が大切。それは忘れない。


金がないと心が貧しくなる。そうじゃない人は、いるだろうけどね。世の中変えるにも、人助けをするにも、好きな人と一緒になるにも、程度金と言う力が必要だ。金はと言う力は、悲しみを減らし、幸せを掴むのにいるモノ。
だからオレは金持ちになる。 

素直対決

2005年6月27日 友達
オレは、素直だ。
馬鹿がつくほど、正直なんです。お陰で周りには、必要以上に辛い想いもさせていたりもします。言わなくていいようなことも言います。まぁ、お陰で絶対的な信用は築けているような気がします。長所は短所。

そんなオレの自信を揺るがすほど、素直な奴がいます。
素直さからきているだろう行動力は、脅威です。
オレもうかうかしてられないって思った。
相手の言ったことを受け止める素直さ。
自分の気持ちに対する素直さ。
何でも興味をもてるのも素直さだったりするだろう。攻撃範囲の広さ、守備範囲の広さに繋がるだろう素直さだね。
何かに夢中になれるのもその素直さのお陰だろうって思う。

そいつを見てて思ったことがある。
少し違う。とにかく慎重派のオレは、受け取る間でざるにかけるとこ。そのまんま受け入れないように意識してる。その分、多少時間がかかるのかもしれないな・・・
けど、そいつは、フルに吸収してる感じだ。

だから行動力に差がでてくるのかな?
まぁ、オレも思い立ったら即行動型。そいつと比べて、多少の時差があるかもしれないな。

そんなわけで、オレとそいつの素直対決は、かなりハイレベルの戦いになりそうだ。
共通点はあるもののとにかく性格が違うそいつは、いい刺激をくれる。
お互い負けず嫌いだ。
オレよりも多少、有り無しが激しいようだ。自分の価値観を優先しすぎたりするかもしれない。特に、人に対するありなしとかさ。これはまずいと思う。オレも最近はかなり人のこと言えないけど・・・

話せる奴だ。コミュニケーションが取れる。実は、話ができる奴って多くない。
目見て話せる、ハッキリ話すし、相手の話を聞いて、自分の意見も言えて、話の間合い、ストラクチャーとかも大切だ。会話になる。

自然体だ。創ってない感じで裏表もなさそうだ。

信頼できるし、うらぎらないだろうって思える。

かなり対応能力/適応能力もあるな!これはオレがちっと負けてるなって思う。これまでのバックグラウンドからしてみれば、勝てないのも無理ないかって思えたりする。がまぁ、これまたオレも負けらんない。オレだって相当な適応能力を持ってるはずだ。ヤンキーでも勉強オタク系でも仲良くなれるタイプ。もちろん、国柄も気にせず受け入れられる。

ちょっと人の気持ちには鈍感な奴だ。もっと人の気持ちに敏感になった方がいいんじゃなかってオレは思う。じゃなきゃ、人は口説けないし、人のありなしのあり範囲は、広がらない。

とにかく、「オレにはかなり先の楽しみな奴だ!」って思えて仕方ない!!

そんな俺等は、これから熱くなれる居場所を探す。
将来の夢
小学校の頃、決まって将来の夢を書かなきゃいけない時がくる。
オレはそれが嫌いだった。
だって、オレには夢を語る人が恥ずかしく思えた。
そして、オレには心の底からなりたいモノがなかった。

仕方なく、書いた将来の夢「スポーツ選手」。
これは単に好きなことでしかなかったのかもしれない。その言葉にどうもしっくりこなかった。でも嘘偽りのないオレの夢だったのは確かだ。心の底から好きなスポーツを続けたいって意味の込めた言葉。何かしら自分に得意なスポーツをしていたい。それがオレの言葉にした夢だった。

サッカーに夢中だった頃、周りが「将来は、サッカー選手でしょ?」くらいに言われるのが嫌で仕方なかった。
スポーツ選手っていったら、サッカー選手、野球選手、陸上、柔道に体操、相撲、色々だけど、そんなところだろう。
オレの夢って何処までスポーツ選手だったんだろう?
スポーツで飯を食っていけるところだったんだろうか?
いいや!オレはそんな夢を見てたわけじゃない。諦めてたわけでもない。心の底から世間の言うスポーツ選手になりたかったわけではなかったんだと思う。心底サッカー選手にも陸上選手にもなりたいとは思えなかった。それでもオレは僕の将来の夢に「スポーツ選手」と書いた。

小学校でずっとリレーの選手に選ばれてた。水泳大会、連合陸上、サッカー大会にも先頭きって出た。中学に入って、国立競技場も走った。サッカーでは、区の選抜に選ばれ、日の丸つけて、ブラジル、韓国へも行った。高校にはいって、ハンドボール大会は2年ともクラス代表。陸上も始めた。ダイビングにスノーボードも始めた。語学学校では、サッカー大会TEAM DREAM JAPANで優勝した。今、オレはダイビングのインストラクターだ。つまり、未熟者ではあるものの、SCUBA DIVING PROFESSIONALなわけだ。スポーツが苦手な奴には、「間違いなくSPORTS SPECIALISTだ」って言われた。小学生の時に書いたオレの夢、「スポーツ選手」は、叶ったんだろうか?オレにとって叶ったとも言える。
好きなスポーツはこれからもずっと続けていくつもりだ。たとえ手足がなくなってもオレは続けていくだろう。父親になって、運動会の親子競争でもでれれば、満足かもしれないな!

オレには夢がある。
オレの夢には現実味がある。
オレの人生目標だ。
途方もなくでかいかもしれない。
けど、なんとしても、達成しなきゃだ。
ただ、「あぁ、なれたらいいなぁ」なんてのが夢じゃない。
心の底から達成したいモノがある。

人は生きてる意味を考えてきた。
無限に近い世界で、ものすごい数の中、ものすごい小さな存在でしたかない。22年経った今は、人生は自己満足と悟り、そんな目標達成がオレの生きる意味になってくるような気がする。生きるに十分な目標が最近、ますます増えてきた。

だから、オレはきっと見失わないでいけるだろう!
てんぱったら支えてください。

こんなことを人に言うのは、照れくさいけど、かなり本気だ!!
日記だからこそ言える話。内に秘めとくもんだ。

ほらね!

2005年6月21日 友達
ほらね!
ほらね!
やっぱ思った通りだ!

あいつは、そゆー奴なんだ!
オレには解る。

メール見て、ガッツポーズしちゃったよ。
ああ、なんだかオレまで少しやる気出てきたぞ!
こんなところでトロトロやってる場合じゃないって!
オレ、しっかり!
このままじゃ、いつまで経っても追い越せないぞ!

あいつみたいに自分の熱くなれる場所みつけなくちゃ!

ポップとウソップ

2005年6月17日 TV
今日もテストだぁ。
こんなに勉強しないでテストに望むのは、高校以来かも知れないなぁ・・・
まぁ、これ書いたらもう少しやれよ!オレ。

KAVYは、牧場ゲームにハマリ、アニメONEPEACEを見ているここ最近。部分部分、onepeaceを見る。あいつは、喧嘩してたのも忘れてか、ケタケタ笑う。どうやらウソップがお好きらしい。それから、いくつも熱いシーンが出てくるんだよねぇ。

漫画ワンピースとダイの大冒険で似たキャラがいる。ウソップとポップ。名前も似てる。彼らに共通しているものは、「勇気」。
情けないほどかっこ悪いキャラの二人。でも時として、誰よりもかっこ良かったりする。それは、普段情けなくても、いざって時に逃げない勇気をもってるんだ。かっこいいよなぁ!

 ポップの言ってた名言。
「魔族比べたら人間の一生なんて花火みたいなもんだ。どうせならどでかい花火を打ち上げてやるぜ!」みたいな内容だった。


 ウソップが言ってた名言。
「あいつらは、いつも本当に楽しそうに笑うんだ!それは、いつも命を懸けて戦ってるから、あーやって笑えるんだ!今ここで逃げたら、あいつらと一緒に笑っていいはずがねぇ!!一緒の船に乗れるはずがねぇ!!」


いやいや、かっこいいこと言うねぇ!
何度か言われたことがある。
「お前は本当に楽しそうに笑うよなぁ」って。
もし、そうならそれって最高だよなぁ!

オレもあいつらと一緒に心から楽しそうに笑えるように!

自分もオレの周りもそうでありたいし、そうであって欲しい。  

オレのパンツ

2005年6月16日 友達
今日は、テスト二日目。
できは・・・
一夜漬けなんてこんなもんですよね・・・

なんだか、テンション高い今日のオレ。寝不足のせいか?
いや、違う。自分の道が見え始め、帰国を決め、すでに3年間のオーストラリア生活に満足しつつ、最後の仕上げに入っているからだろう。それも一見無意味にすら思われるテスト勉強。正直、楽しくはない。でも、これが仕上げの一部だ。悪くない。

そんで夕寝。飯。YAMADAとチャット。
どうして、こいつと話すと馬鹿みたいにボケの連続なんだろう?二人だけなのにだよ?とにかく、ボケネタを考えるために頭がフル回転。
車の免許を取ったらしい。これで行動範囲も広がるかと思いきや、マニュアルは乗れない。家の車は、マニュアル・・・

オレの帰国後、どこへ一緒に行くかの相談。
「5年ぶりの日本の夏を満喫したい!」
この事実は、自分でも驚きだ。毎年日本には帰るものの、日本の夏を過ごしていない・・・
温泉。水族館。海。島。大仏。とまぁ、時間はいくら会っても足りない。毎度のことだ。
そして、こいつの育った街をオレはまだ知らない。
「こいつんところへ行かなくちゃ!」そんな思いだ。

って話を終えようとしたとき、こいつは、やっと切り出した!オレの一番気になってるところの話を。
就職だ。
半ば、うやむやな形で音楽系の学校を辞め、日本に帰ったあいつは、自分が腐っていると嘆く。オレには、なぜか心配と同時に安堵すら感じた。
「ああ、こいつでもそんな時期があるんだ。」って。
だって、こいつは、いっつも走り続けてるような奴なんだもん。なにかと忙しくしてる。忙しくないとダメになる奴。それ、オレだ。
本人は、真剣に腐ってる自分に凹むんだろうけど、
「お前もそれを味わえ!」って思ったさ。ってか、そう言った。
腐ったことがある人にしか腐る辛さは解らない。
オレはそう思う。
まぁ、こいつがそのうち立ち直るだろうことを見通しての安堵なのは、言うまでもない。

そそ、話を戻すとどうやら、いくつか会社を受けてるらしい。これもかすった程度しかオレは知らない。
結果、英会話学校の教師が決まっているらしい。
 ふむ。
それともうひとつ、最終面接にこじつけたのが本命と言う。
 ほうほう。「で何の会社なんだい?」
郵船クルーズ。
 聞いたことがない。どうやらHospitality サービス業らしい。「(おお、やっぱりかぁ。こいつらしい。)」こいつほど、サービス業が合ってると思う奴はいないかもしれない。そして、田舎娘なのに国際派なんだ。こいつほど話せる奴もいない。そこでオレは、いつしかオレのパンツのような存在と言った。(良く解らないけど、心置きなく、心地いいのを穿きたい。素のままのオレを覆ってくれる大切な存在ってニュアンスでしょう!おそらく・・・)こいつといると素のままのオレでいれる気がしてた。志もある。裏表がない。人の気持ちもくめる。人が好きなんだ。一緒に泣いて笑える奴。人間らしい奴だ。

世界を旅するクルーズのウエイトレス。
 想像がつく。こいつが船の上で客をもてなし、エンターテイメントとかにも参加しつつ、自分も客と一緒に楽しんじゃってる。離れたかもしれない音楽の世界はやっぱり離さない。きっと、どこに海にいても暇があれば、サックスでも吹いてるんだろう。そして、誰よりも感受性のアンテナビンビンに立てて、あれこれに感動していくんだろう。その会社の社長は、求めている人材の要素を語り、「夕日を見て美しいと思えなくなったら、もうこの船には乗れない。」と言う。こいつには、どれもこれも当てはまってしまう。とにかく、採用は、かなり狭き門だ。本人は、とにかく、不安な思いを言葉にする。けど、オレには不思議と「まぁ、大丈夫だろう」って思えてしまう。オレの厳選に厳選を重ねて、選び抜いた、つまり、めっけもん、それがこいつだからだ。オレは、常に人を見極める目を養ってきたつもりだ。
こいつは、オレの自慢だ
「こいつがダメならどんなんがいいんだ?」

オレが聞いたのは、一つだけ。
「お前は、最終面接でその社長さんにそこで一緒に働きたいって言ったんだろ?」
「うん。」
 だったら大丈夫だ!!本当にそう思った。

色々、あいつなりにやっちゃった思いがあるらしい。でも、オレにしてみれば、どれもこれもそこにそれだけ熱い想いがあるから、少しだけ、てんぱっちゃったんだろ?くらいなもんだ。

正直、少し悔しくなった。
そうやって自分の道を見つけ、熱くなってるこいつの話を聞いて、まだオレは、こいつの一歩後ろを歩いているんだって思った。こいつと出逢ったその日からオレはいつも一歩出遅れてる。クラスは、オレの一つ上。オレは、途中で進級してそいつのクラスに入る。テストを受けてもそいつより一段階下。あいつはオレよりも先に旅出ち、それを追いかけるようにオーストラリア、メルボルン着く。語学学校に通うオレ。そのとき、あいつは、現地の学校に入り、Hospitalityを学ぶ。早速、シェアメイトも見つけ、一軒家に住む。オレは、そのあと、ホームステイから抜け、シェア暮らしを始める。そして、オレも自分なりに考えて、ゴールドコーストへ移り、Hospitality, Tourism and Dive Resort managementを始める。オレがそのコースやってるのを横目に、あいつは、そのサービス業のコースを終え、音楽への道へ戻り、サックスを吹きながら、自分の居場所を作っている。そして、帰国だ。その頃、やっとTAFEのコースを終了し、大学へ入る。そして今、あいつは、自分の道を見据え、働く場を見つけた。それは、オレが今一番楽しみにしていること。オレがこれからやろうとしてること。しかし、オレは、この一歩出遅れているような歩みが嫌いじゃない。あいつが速く走れば、オレも速く走れる。無理に追い越す気は、さらさらない。先はまだ長い。そして、走りながらもあいつは、オレを必要としているはずだ。斜め後ろを振り返り、オレに不安や喜びを訴える。オレは、斜め後ろから同じように不安や喜びを訴える。最高にいい関係なんだ。つまずいた時は、励まし合う。辛いときは一緒に茶でも飲んで、また走り出す。嬉しいときは喜び合って、勢いに乗って走る。
いつか、あいつを追い抜いて、オレが前から引っ張ってやる!
そうして、そんな関係が続いていけたらいいなぁ。
そして、オレの夢は、また一つ増えた。
こいつの働くクルーズで世界一周をすること。
オレのパンツとだ。 

本当の優しさ

2005年6月14日 恋愛
本当の優しさって何なんだろう?

オレは、優しい人になりたい。でもどうすれば、優しい人になれるんだろう?そもそも、優しい人ってどんな人だよ?

Gentlemanと呼ばれる行為は、本当の優しさより程遠い。誰でもできるものを優しさと呼んでいいのか?fなわきゃないでしょ!?
女性を優先させ、リードする。ドアを開けてあげる。上着を脱がせてあげる。椅子を引いてあげる。冬空の下、上着を貸してあげる。これらは、ちょっと典型的過ぎるかな。体調不良を気遣ってあげる。心配をする。重いものを持ってあげる。こゆーのは、ちょっとした優しさというやつだ。「優しさ」と言うより、「気遣い」と言った方が適切だろう。「気遣い」と「優しさ」は、似てるようだが違うと思う。「気遣い」と「優しさ」の分かれ目は、曖昧だ。人によっての感じ方も違うだろう。

相手を気遣う優しさ。
相手を思いやる優しさ。
相手を許す優しさ。
相手を受け入れる優しさ。
相手を怒る優しさ。
優しさにも色々ある。

優しさを計算して行動するのは、偽善者とも言うだろうな。

なんでも許せばいって問題じゃない。なんでも受け入れれば優しいてのも吐き違えだし。

何でもあれこれやってくれる親。子は育たない。それも優しさかもしれないが子供の成長を考えると本当の優しさってのは、どうも違う気がする。

自分は手を差し伸べてやることができる。それでも見守ってあげる優しさ。例えば、病気の人がいます。その人は一人じゃトイレに行けません。肩を貸してあげれば、その人も楽に看護婦さんも少ない時間を費やすことですみます。けれど、患者はリハビリが必要です。手を貸さず、寄り添ってトイレまでいってあげることが患者にとって完治への近道になります。
チャリンコに乗ろうとする子供に対して、始め支えてあげるのも優しさだろうけど、いつかは手を離さなきゃ、その子はチャリに乗れるようになりません。

大切な人が傷つくだろう事実をあなたは知っています。
そんな時、あなたならどうしますか?

もちろん、事柄にもよるかもしれないけど・・・。
黙っていてあげる優しさ。伝えてあげる優しさ。支えてあげる優しさ。

優しさにも色々あるけど、本当の優しさってのがオレにとってしっくりくるのは、その優しさの中で、背負うものや代償になるもの、身を粉にしてでも優しくしてあげられる時が本当の優しさなのかもしれないなぁって思う。

残酷な事実を伝えるのには、勇気がいる。言うほうも辛い。そのあと、時間をかけて、受け止めるために、立ち直るために支えてあげる優しさ。思いやりの優しさだったりもするだろう。
黙って見守ってあげるは、手伝いうより大変だったりもする。
大げさに言うと、吹雪の山の中、生きるか死ぬかの状況で服を貸せる優しさ。
相手の気持ちを自分のことのように感じれる能力が優しさだったりもするだろう。
相手を怒れるって事は、自分が嫌われても仕方がないって覚悟がいることもあります。

金八流でいくと、「人を憂う」と書いて「優しい」という字になります。憂いと言う字には、あまりいい意味がない。

「憂い」
 心を痛め悲しむ。
 辛い想い。
 嘆きや不満を人に訴える。
 心配する。
 病む。 などなど


それらを受け入れ、思いやり、怒り、励まし、支え、などなど色んな形で相手の力になることが優しさなのかもしれません。昔の人はそんな風に理解してこの字を作ったんだろうな。オレが22年間の中での優しさっていう結論が実はもう字にでていたりして・・・
まぁ、先人の偉大さを感じつつも、まだまだ言葉にはできない「本当の優しさ」については思考錯誤が必要とみられます。

そして、海援隊、武田鉄也の唄には、オレの好きなフレーズがあります。
「人は悲しみが多いほど、人には優しくできるのだからぁ」ってやつです。

どれだけ、悲しい想いをすれば、本当に優しい男になれるんでしょ?

KAVYの話すこれからの生活、引越し、友達、学校などの話を聞いたオレは、返答怒り口調になりました。テストが終わり、PCGAMEにONEPEACEのアニメを見て時間をつぶす彼女を見て少し腹が立ったのがひとつ。車の免許は、仮免のまま。旅行の予定進まず。金がないことがすべてのように言う。動けば金がかかる。それは確かだけど、金のかからない遊び方があるだろう?バイトをするわけでもない。かと言ってできないのも現状かもしれない。やっとテストが終わりひと段落したところで、金がないのはわかるけどさ。一緒にいられる残された時間は少ない。
貴重な時間をKILLING TIMEと言って過ごすのは間違ってないか?そして、またかといって、オレはテストの真っ最中。掃除洗濯は地味にやってる。オレを心から励ましてくれる。文句を言うつもりはさらさらないのに。怒り口調になったその訳は、どうやらこんなにオレのために尽くしてくれる奴をオレ自身、ここに残して自分の道へと進むことに対しての怒りと、全く辛いそぶりや寂しいそぶりを見せないアイツヘの悔しさみたいなのと、オレの寂しさ、そして、オレがここを去った後のアイツヘ心配(これが一番の理由。きっかけは、引越しと友達の話。それがバイトとか、車の免許とかの生活でのことをオレの中で必要以上に考えたからだ。終いには、「MAKOTOが日本へ帰って、腹が減った時、KAVYと飯を食べに行こうって思えなくなるでしょ?」って言われた。お互いの生活の中で存在が薄れるんだ。)が入れ混じって、なんだか怒り口調って形になってしまいました。ちっともなってない。余計な心配で嫌な想いをさせているのが現状だ。
ここでオレは何ができる?
何をしてやれる?
それが本当の優しさの問われるところなんだと思う。
最近、それの繰り返し。

オレが日本へ帰るかと悩み、決断する中で、アイツは最近、心から楽しそうに笑うようになった。

「オレが今やるべきことはこれなのか?」
「あいつのためにしてやれることはこんなことなのか?」
そんな想いで接するのは結構、辛い。

今のオレは、アイツと同じように心から笑えてるんだろうか?

なんだか、3年前にも似たような状況だった。
あの時より優しい男になれてんのかな?

River Side

2005年6月11日 恋愛
今日もサッカーをした。いよいよ、足の痛みが限界一歩手前になってきた。顎もやられた。痛みは生きてる証拠。考えようによっては、心地よい痛みもある。「痛い!」それがオレの最近の口癖だ。
試合は5−3負けました。内容は悪くない。思いっきり悔しいけれど、今日という日があってよかった。
そして、外サッカーへ。
今日は少し人数が少ない。
テスト直前だからかな?
それでも同じ大学に通うテスト前の5人が最後まで残っていた。一人は良く知らない。本当にサッカーが好きな5人。人好きな5人かも?勉強からの逃げ?ではなさそうだ。オレは足の痛みに耐えかねて、大の字で横になる。ナイターってなんだか好きです。サッカーグランドのナイター、スキー場のナイター。鳥が真上を飛んでいった。パス練習をする4人からミスったときの汚い言葉が飛び交ってます。

Shinsuke「いい気持ちだね」
オレ黙って頷く。見えたかな?
そんであえて「いい気持ちだ」って言葉にしてみる。
いい気持ちだ。
最近ちょっとみっけもんの中国人Liangは、その言葉を知らない。そして意味を聞き、繰り返して言っている。きっと、通じただろうなぁ。

今日、昨日はやたらとQUTのロゴが目に入る。オレの大学ロゴだ。グランドでゴールから見上げる位置に目に入る。

珍しく、オレは速めに帰宅。最後までグランドに居残るオレがだ。家に着くと即行シャワーをしてKAVYと夕飯を食べに出かける。今日、彼女は、テストを終え、今学期すべての過程を終了した。気持ち晴れてわいわいしたい気分だろうが、オレがちょっとしたことでテンション下げました。がRiverSideに行こう。デートでーとって言ったらすっかり元気。おめかしした後、鼻歌を歌いっぱなしです。単純だ。で向かうところは、Southbank。
「Riversideじゃないの?」と聞かれ、オレは、めちゃめちゃRiversideですけどってブリスベンを流れる川を指す。どうやらRiversideって名前の場所と川の横って表現がかぶってしまったようだ・・・
まぁ、お構いナシですけどね。
そして、日本食を食べました。レストランは「銀河」ってとこ。美味かった。和菓子が好きなKAVY食いきれず、お持ち帰り。って言いながら!思いっきりでっかい船の入れ物に入ったアイスを食ってます。オレオを砕いてマンゴーとミックス。ストロベリーにキットカットをミックス。そしてダブルチョコレートの入ったボートにはさらにバナナとたっぷりの生クリームが乗っています。
食いきった・・・

川沿いを歩くとさっきBBQをしてたグループがなにやら騒いでる。どうやらそのうちのカップルが大喧嘩したみたいだ。向こう側からすごい勢いで男がオレわきを過ぎ去っていった。
女の子は泣き崩れている。
「どうしたんだ?何で喧嘩したんだろう?」
気になるところだ。

全く同じと場所で、思いっきり喧嘩したことがある。
二人して思い出してたんだろう。目が合ったときそう思った。
「(はは。皆似たようなもんだな・・・)」
「ここは良くない場所なんだ。」とKAVY

そしてちょっと離れたところで座る。
なんと目の前にはまたしてもQUTのロゴ。
川の反対側は、オレの通う大学のキャンパス。
つまり、
オレに勉強しろと?  
やっぱり、何度も見てしまう・・・

まぁ、とにかく、オレは、日本へ帰ることを決めたといいたかった。ちゃんとした形で。それを伝えると、

「I know. (解ってる。)」

あっけなく、言われた。そっけなく。
オレは、少し考えた。見栄でも、意地でもない。本当にそうだったんだろう。そんな気がした。

ちょっと離れたところに車を停めた。そこまで歩いて戻る途中。オレは行きに聞かれた質問を考えていた。

「前の彼女と公園とか沢山行ったりした?」

初めにそれを聞かれたとき、「行ったよ」って答えた。
で、またその話題をふったわけだ。
「前の彼女とはとにかくあっちこっち行った。ありとあらゆる公園へ。でもこんなに何度も一緒に朝を迎えたことはないなぁ。」って答え直してみた。本音だ。

「なんで俺等はちっともこうしてデートらしいデートをあんまりしなかったんだろう?」
「お互い忙しかったんだよ。どっちかが忙しかったりしてさ。誰かさんは、サッカーとかしにでかけて、私をほったらかしだし。」
ふむふむ。
「いや!俺等は、一緒にPCゲームしたり、漫画にドラマ、映画見まくってたもん!一日に四本DVD見たりしてさ。軽く1000時間はそうやって時間を過ごしたね。映画好きじゃないとダメだな!」
「私は絶対、そうして映画を一緒に見れない人とは一緒になれない!」

そんな感じ。おもいっきりインドア派なんです。それでもオレの影響で少しは変わったと思う。なんだか今いる時間がものすごく貴重に思えてきた。

駐車した前にはゴージャスなマンションが並ぶ。半端じゃない!
そして、オレはこんな家に住みたいなぁって言ってみた。マンションでもあんな広い家に。日本や香港じゃ難しいって話をする。終いには、オレがマンションでも建てれば、一番いい部屋頂きだって結論になる。

そして、家路へ向かう。道に迷いそうになるが結果、すんなり迷うことなく帰った。
ちょっとオレが道に迷った。
「ああぁ!よくわかんねぇ!」ってなった時、
彼女は、こう言った。
「どっちの道でも同じだよ。」
そして、オレは高速の反対方向へ乗ってしまう。
「いいよ。こうして綺麗なブリスベンの夜景も見れるし。」
「そうね。オレもこっからの景色が好きだなぁ」

あいつは、相変わらず、ご機嫌そうに鼻歌を歌っている。

いい場所なのに。喧嘩別れしそこなった場所。そこでオレはちゃんと日本に帰ることを決めたと報告。楽しい思い出もそこにのこしとかないと後味悪いしね。なんとなく、今日もノリでこーなった。ってかそーした。
とまぁ、そんなわけで今日も全く勉強をしていない。
なんだか頭が痛い。ベットに横になって、テストの心配をして愚痴グチ言うオレに、「大丈夫。MAKOTOはポテンシャルがあるから」と言ってくれる。オレは勉強以外での事と受けとった。が、実際、「朝まででも踏ん張れる」って言う励ましの言葉だったらしい。そんなぁ・・・
でも
オレはやる時はやる男だ!

それは間違いない。
全くもってテスト勉強に手をつけていない。
それでもオレは絶対に後悔しないだろう!

    今この時間がすべて貴重な時間だから。
日本へ帰る。
その決断を悩むオレの背中を押してくれたのは、KAVYだ。

今も悩む。
帰るのか?帰らないのか?
オレは、とにかく慎重な男なのだ。つり橋をこれでもか?と叩きまくって渡る例をここの日記で書いた。とにかく考えて考えて、結論を出す。名前に答えた性格だ。それでも決めるときは、決めなければならない。ずりずり、はっきりしない男が大っ嫌いだ!基本的にはハッキリしてる方だと思う。それでもはっきり決められないことはある。それが帰国するということだった。悩んでいるのか?不安なのか?本当はあの時、オレの中で結論は出ていたんじゃないだろうか?

ここ1,2年、数ヶ月か?オレのことを誰よりも側にいて、誰よりも理解してくれてるのは、KAVYなのかもしれないと思うようになった。それは、オレがハッキリしない時、ずばり根っこの部分を射る。正直、悩めば悩むほど、考えれば、考えるほど、一番根っこの部分を見失いがちになる。そんな時、そんな奴が側にいることがどれだけ助けになることだろう?
前置きはこの辺でいいや!
 ずばり!言われた。
「If you stayed here to keep studying for another two years, you won’t improve yourself much. Because you already know what your next target is.(このまま、後2年、ここ、オーストラリアで大学を続けたとしても、MAKOTOは、成長しないでしょう?だって、次の目標は、自分でなんだか解ってるんだから。)」


・・・・
・・・
返す言葉が見つからなかった・・・

素直に、「yhea, TRUE. (そうだね。そうかもしれない。)」と時間差で言った。

これがひょっとしたら、オレの人生を変える一言になったかもしれない。かもね?かも

オレだって解ってる。時間さえあれば、学位が取れる。知識も増えるだろう。今、想像もしない発見もでくるだろう!ひょっとしたら、すごい奴に出逢うかもしれないし、もっと人と仲良くなれるかもしれない。英語も上達することは、間違いない。きっと、オレが本気ならそれをサポートしてくれる人が沢山いるだろう。好きな奴とも離れたくない。もっとでっかいオーストラリアの自然に触れていたい。正直、そう思う。
それでもKAVYの言ったとおりなんだ。オレの次のTARGET(目標)は、ここにはない!次のオレの成長できるだろう道は、見えてるんだ。

話せば、話すほど、明確に出てくるんだ。
さっきもそうだ。
KAVYは、明日のテストのため勉強をしている。ちょっと頭がまわらなくなった模様なので、チップスを食うことにした。オレのお気に入り新製品のWasabi and Soy わさび醤油味を裏庭で一緒に食べる。息がかすかに白い。KAVYは、オレの買ったゲーターレイド グレープ味を飲み、舌が真っ青になっている。それを気持ち悪い顔を作って見せてくる。
 「ピッコロ?ヨーダ?」
馬鹿な会話だ・・・
なのに話してる内容は、硬い。
オレが日記で語った内容を持ち出す。
「4年間という限られた時間の中で、オレは、確実にこの道を選んで良かったと自信を持って言える。だってさ、もし、オレが日本にいたらこんな勉強しなかったことは間違いないし、それにこんな貴重な経験もしてなかったでしょ?それはお前も良く解ってるはずだ。だって、お前は、日々成長してるんだから。オレだって負けじと成長してるわけだし。」
KAVY、黙って頷く。そして、オレ続ける。
「それに、オレは、自分の生きたい道がわからなかった。それでもやっとビジネスなんだってたどり着いたわけ。中には、オレと同じスタートを切った奴でもうすぐ大学を卒業しようって奴がいる。Shinsukeね。」
「Like me. ね。(私みたいなね。)」とKAVY。
「そそ、うらやましいんだよね。」
KAVY「大学で勉強したことをそのまま仕事に繋げる人ってのも多くはないしね。」
「確かに!!そうだ。それなんだよ。いいとこついた!だからオレが言いたいのは、大学へ行くとして考える4年間って限られた時間の中で何をするかってことなんだよ!」

やっとたどり着いた。最終的にはビジネスなんだ。金なんだって!それでもオレは遠回りしたお陰で得たものが沢山ある。
現地の学校、TAFEを卒業したのはやっぱり自信に繋がったし、実践で役立つことをいくつも学んだと思う。サービス業に観光業。MARKETINGにHRとか基本もかじっといたしね。
何より、オレにはダイビングインストラクターってのがでかい。プロフェッショナルなんです。人の命に携わることをオレは、英語でも日本語でも教えられるという資格。世界中どこだって働くことができる。日本語と英語で教えられるのは強みだ。5年も6年も想い続けてたオレの目標を英語で達成。筆記は、オージーなんかよりできる。実技だって自信持てる。挫折も味わったし、仲間もできた。解り合えた。これが何よりの自信に繋がった。
他人には解りません!
「ダイビングのインストラクター?遊びだな。」くらいにしか思わないだろう。
そして、大学ってのも入ってみた。オレは、大学って何なのか解ったつもりだ。

オレのオーストラリア3年間と専門学校生の1年間、計4年と言う時間を誰にも負けないぐらい堪能してやった!そんな気がする。

KAVYの言った言葉にオレの根っこの部分を射抜かれたね。
あいつは誰よりもここ、オーストラリアにいて欲しいと願ってるはずだ。誰よりもオレの側にいたいって思ってるかもしれない。いっつもオレの八つ当たりを受け、いっつも愚痴を聞き、オレは未だにここの家の洗濯機の使い方を知らない。一緒に泣いて笑っての生活がオレの一生の宝物のになると思います。こんなに自由で、ちっちゃな幸せかもしれないけど、心地よさを感じちゃってしまうオレ。いつしか、ここで手放すことを後悔する時が来るかもしれない。
あいつは、誰よりもオレの成長を願ってくれてるのかもしれない。そして、オレもあいつの成長を願っております。
日記らしい始めにします。始めだけだろうけど・・・
今日は、金曜日。サッカーしてきました。早速、足が痛い。
テスト前は特に人が多いような気がします。皆ストレス発散したいんだろうねぇ。

そそ、テスト前なのです。
本当は、サッカーしてる場合でも、日記書いてる場合でもありません!がこれは欠かせないな。最近、オレの形成材料二つですから。ああ、面倒くさいから本題へ入ります。

オレは、今、不安でいっぱいです。
大学を辞めます。
それには、オレなりに勇気のいる決断です。
周りの人とは少し違う。大分かな?
GIVE UPで辞めるんじゃない。オレの中では、もうやりきった感があるんです。次のステージに立つ準備がもう今のオレにはできてるって思えるんです。だから次のステージに向かうんです。

高校を卒業する前、オレは留学という道を選びました。誰に勧められた訳でもない、自分の決断です。運よくサポートしてくれる人達がいました。それを話すと長くなるので省略。とにかく、自己決断です。

理由は単純。
もっと広い世界が見たいから。
もし日本で大学へ行ったら、オレは、おそらく、冬はスノボー。夏は、スクーバダイビング。そのためのバイトの日々になることが目に見えちゃった。そんなみえみえの道はつまらない。
それで大嫌いな英語を勉強する道。
大好きな人と離れる道。
新しい環境、違う人種、学校、病気、友達、などなど、小心者のオレにはおっきな不安のある道を選んじゃったんです。
それでも期待のほうが多いきいんです。
新しい世界。想像もしたことのない世界が待ってるような気がして。

オレは人が好きです。
誰かがオレの噂をしてる。話をしたこともない奴等がオレを知っているかのように話すのは、どうしてもいただけない。オレだってそうだったかもしれない。何人がどうのこうのなんて話せるわけないんだ。だから話に行く。もっと色んな人に逢って話がしたい。そんな人との出逢いを期待して日本を離れます。

その決断の中で一番悩んだ事。
それは、自分が日本を離れている間に大切な人がいなくなるってことです。きっと死に目にすら会えないだろう。これが何よりも悩ませました。

でもオレは、後悔しないだろうって思ったから今ここ、オーストラリアにいる。
だって、それがオレの成長する道だって確信できたから。
一人立ちするには、あと金の面だけ。ここへ来て、人には支えられてるけど、一人でやってきた。飯、洗濯、住まい探しに、車のあれやこれや、ビザ、学校の手続きなどなど。オレは、一人でもやっていける。そう思う。
ともかく、オレは成長してるんです。間違いなく!
そして、ここに来て、オレは自分の生きたい道がある方向を見つけた。
オレの選んだ留学の道は、オレにとって正しい道だった。

色んな国の人と解り合えた。
勉強もした。
運動もした。
自然も満喫した。海ももっと好きになれた。
嫌いな英語もオレの中で必要最低限は、使えるようになった。
自分に少しだけ自信もついた。

こんなところに書く文章で表せるちんけな経験なんてひとつもない。日本で大学に通っていただろう4年間という限られた時間の中で、ひたすら、自分成長のために努力した。日本にいては経験することもなかった新しい世界を見つけることができた。離れた友達、見守ってくれてる家族に胸張って、オレは成長して帰ったぞって言える。

次は、それを、自分を試す時だ。
ダメだったら、オレの勘違いだ。そん時は、そん時。次の成長の仕方を考えよう。

頭では解ってるそれでも不安が付き纏う。
その先も想像できるんだ。いくらオレがやりきった、ひとつの山を越えたんだと他人に言ったところでそれを理解してくれる人は、きっとほんのわずかだ。現実は厳しい。そんな中、オレは、これから仕事を探す。

高校卒業後、外国語専門学校を卒業。
語学学校に通い、TAFE卒業。
大学中退。

紙ぺっらに書いてあることはそんなんだろう。
それでオレという人間を認めてくれない。会って話をする機会すらもらえないことが待っている。それだけで差別するやつも山ほど出てくるだろう。悔しい。
前向きにはこうだ。
「そんな会社で働く気になれるか!」
「そんな奴にオレの何が解る?解られてたまるか!」
それは間違いなく本音だ。それでも悔しいもんは悔しい。
オレが本当にやりたいところでやりたい仕事をできるのか?
認めて欲しい人に認めてもらえるのか?
それがきっと不安の内容だ。
後ひとつ、今ここを離れるべきだったのか?
って後悔があるかもしれない。
今は、ないって信じてる。先になってどう思うかはわからない。

そんなところだね。
大分、オレ自身の中ではやりきった感じでしょ?
そんな中、テスト直前。
オレは、もうやりきった感を感じつつ、勉強をしていません。
とりあえず、テストから逃げてはいないって思いたいから受ければいいかくらいなもんだ。勉強のテスト。オレもう十分やったと思うんだけどなぁ。オレの人生まだテストしかしたことないからさぁ!
早く試したい!

とにかく、あと1,2週間は、勉強してみますかねぇ。
週一度のサッカーだけは楽しいです。
今日もやってきた。明日もサッカーはやらなくちゃ!今週は二回。
ああ、足痛てぇ・・・
日常的にオレノリを発揮した事柄をいくつか話していきましょう。
まず、始めは、高校生に絞ろう。
高校生のオレはとても浮き沈みが激しいです。やる気になったり、ならなかったり。そんななかイキナリ突拍子もないようなことをするのがオレノリです。
まず、そんなノリを引き出す奴が必ずいます。
特に、Yoshikawaです。こいつはオレをその気にさせます。
そいつが今から会うかと言えば、じゃぁ今から集合!ってなります。それが期末や中間テスト当日だとしてもです。いつだったかテスト前日、いや時刻は0時を過ぎ、当日となったその日。なんだか勉強手付かずの彼女は、オレの電話をかけてきます。全くの無状態らしいのです。オレは始発でうちに呼びました。そして、電話の延長でこ事を話します。でまぁ、これだけは覚えろと勧めたりもしたな。夜中でもです。時間なんか関係ないらしい。そしていつだったか、なんだかやる気が出ないオレは、彼女に電話しました。そして彼女は実家の日光へ帰り、温泉宿を手伝うと。そこに来たらゆっくり話ができるのにってな訳でオレは早速、泊り込みで働く準備をします。「ああ、じゃぁ今から行くわ。」と日光の家までお邪魔させていただきました。当日の夕方に決め、まぁ最終電車近い時間に日光着。ついこの間は、静岡まで行ってきました。そいつは静岡の大学に通い。一時帰国をした時、彼女に会う時間およそ2時間。オレには受け入れ硬い出来事でした。お互い忙しいとそうなるのです。そんなわけで、静岡に泊まりで行ってきました。2泊。それも決めたのは数日前の話。ノリです。

それからEriです。
誰よりも長い時間語り合いました。遊びに行くときはいっつもノリ行きです。イキナリ、海行く?ってのは、調子がいい時のオレ。学校帰りに葛西臨海公園。イキナリ、行き先変更、八景島へ。水族館行きは毎度のことです。つじは、江ノ島行っちゃう?そんなんばっかりです。お互い家は離れて遠く。よくもまぁ、日帰りであれだけ遊びに行きました。いつだったか、今年の夏は一緒に花火も見れなかったと泣くあいつのために秋口、季節外れにオレは花火を探し、電車に揺られること2時間。あいつの家まで行って、しょぼい手持ち花火を一緒にやりました。こっぱずかしい青春です。悲し泣きに嬉し泣きとよく泣く奴でした。

それからHoshino,Take,陸上部のヤカラです。
一緒に雪山に行きます。夜のゲレンデに出て、叫び転がり、山を登り、大騒ぎです。はだし靴で足は半分凍傷です。風呂の窓から出てマッパで雪の上!馬鹿です。陸上部ではないけれどSugiyamaは、その時、葉っぱ隊を踊る。「葉っぱ一枚あ〜ればいい〜!」って葉っぱ一枚もないっつー話です。

イキナリ、学校の後、アフター6でディズニーランド行っちゃったりもします。

ノリで田舎新潟へ鈍行列車で帰りました。新幹線2時間。鈍行列車10時間あまりです。

Saitoの箱根駅伝を応援するのは、漫画喫茶でオール。不眠で朝一の電車で箱根へ。沿道で声を大にして応援。走りました。

中学のときのヤカラもたまにそうなのかもしれません。
上野の噴水にも飛び込みます。
「第一のコーーーーース!」

オーストラリアに来てまで、オレノリは続きます。
海っぽい名前の駅で降りてみよう。

夜、イキナリ海へ行こう!
服のまま、飛び込みます。
終電が無くなりました。濡れたまま、タクシーへ・・・・

入るつもりじゃないのに、服のまま入ってしまう。それが海です。

13mの高さの橋の上。頭から飛び込んでしまいます。
緊張しました。久々に死の恐怖です。(もうやらない。危なすぎるから。)

Yamadaにも乗せられます。
今から行くか。じゃぁ、明日飛行機予約するから!ってゴールドコーストからメルボルン行きを前日に決め、Kavy(遠距離中)には知らせず、夜中メルボルン入り。

飯を食うためにゴールドコーストへ車を一時間走らせ、日本食を食べに行く。KAVYが落ち込んだその日だったな。


オレノリです。
ノリと言うか馬鹿というのか・・・・
それでもこれが有言実行。思い立ったら即行動のオレなんです。
人より小心者でビビリな分、そんな時、本気でやりたいって思ったらもう誰にも停められないのがオレノリなんです。それで自分らしさを取り戻せたりします。馬鹿っぽい方法です。悩んでる時、イライラする時、はっきりしない自分。
人を励ますとき。

年をとるとだんだんそのノリが弱まってくるような気がします。
リスクを考えるようになります。
無駄なノリのような気がします。
それは、一度たりとも無駄だった験しがありません。
オレノリ、それがオレの形成材料となっているはずなんです。
身軽で、熱く、馬鹿でも、自分らしくいきたいです。
大切な人がオレを必要としているとき、飛んでいける自分でいたい。
オレらしく
旅行最後の夜は、香港。
今までのオーストラリア旅行から一変して違う旅行になってきた。アジア人ばかり!人のつむじが見えるんだ。人が溢れてる。それでも夜景が綺麗だった。最後の夜は、もう宿探しをしなくていい。これはオレの独断で決めたホテルシェラトン一泊8000円。最後の日はきっと疲れてるだろうから、贅沢しようって魂胆だ。HISで予約しておきました!
疲れているもののやはり若者旅行者。夜の街へと繰り出す。誰もが怒っているように見えた。腹が減った。飯を食おう。レストランに入る。英語が通じない・・・。困った。指をさして、オーダーする。新鮮だった。飯は、美味かった。メイン通りを歩く。写真は残り3枚。ホテル。夜の街。そして海。香港写真しめて3枚に納まりました(笑)。
よく日、散歩に出る。昼の香港。人が多い。車も多い。暑い。ホテルに戻りシャワーをして、Tシャツを着替える。そしてまた外へ。そしてまた着替える。一日最低3枚だ。迷い込んだ公園ではやはり中国を感じた。太極拳を踊る人。本場かぁ、オレはそう思ってじっくり凝視。見よう見まねでやってみる。こりゃ、ギャグだな!
あっという間に香港旅行終了。
日本へ無事帰還。

腹を下す。熱が出る。体調不良。腹が減る。ひもじい。信用できる奴、頼れる人が誰もいない。言葉が通じない。不安。サメとの遭遇。ドラックきまっちゃってる危ない人。危険。出逢い。優しい人。自然。海。色々考える時間があった。

あんなに歩いたことって今までの人生で一度もなかったんじゃないだろうか?そんな一ヶ月だった。こんなに濃い一ヶ月をオレはいままで過ごしたことがあっただろうか?

オレのノリは、ますます磨きがかかってきた。オレノリに自信を思てるようになってきたのもこれが大きいかもしれません。そんなオーストラリア旅行だったな。
確実にオレの人生の中で大きな出来事だ。これがなければオレの今はない!って言えてしまう中のひとつです。でもほんの一部です。

今度は、もう少し日常のノリについて話していきましょう!
ゴールドコースト。観光地だ!早速、バッパを見つけ、相部屋。すっかり、慣れたもんだ!日本人の一人旅をしてる奴との相部屋になった。まず、海へ。ビーチは、どこまでも続いている!オレはすっかり熱さに気分が上昇。Gパンを切った。ひざのところですっぱり。気分は夏。
日本人が多いことにショックの二人。ここへは、二度と来ないと誓う。が!!その地へ舞い戻りTAFEに通う。日本人はほとんどいないのが現地の学校だ。
夜、土蛍ツアーに参加することにした。夜のツアーは、なんだか興奮だ。冒険心がくすぐられる。土蛍の前にゴールドラッシュ時代体験みたいなのがあった。キャンプファイヤーして、オーストラリアンティをいただく。オレは皆の前で一人選ばれ、ネタにされる・・。笑いのネタに・・・。ちょっとおいしいなぁと自分で思う。
エミューとカンガルーにえさをあげたりした。これはオレとKeisukeだけのためのオプションだ。他の人は飯を食っていた。その時間つぶしみたいなもんだな。
そして土ボタルを見に、山へ入る。真っ暗だ。どこまで連れて行かれるんだ?ってか、メガネがない!キャンプファイヤーん時だろう!メガネを無くしたことに気がつく。テンション下がる。が国立公園、ナチュラルブリッジへ着くとそれも忘れる。暗い。寒い。どうやらマイナスらしい。Gパン切るんじゃなかった!寒すぎる。懐中電灯を手に森へ。ガイドのオージーは日本語を上手く話す。そして英語、日本語交じりの会話をして楽しむ。この時、オレがそこのガイドを10回以上もやることになるとは思いもしなかった。友達が来るたびにそこへ行った。オレが土ボタルツアーガイドだ!TAFEでの専攻はツアーガイドをやったりしたしね。
テンション上がりまくりだ!土蛍。やばいです。光ってます。ジブリ作ラピュタの城で飛行石のモデルにすらなったという!同じ色してるぞ!ジブリ好きのオレにはたまりません。とにかく、皆に見せたい!そう思いました。メガネを無くすも土蛍のいるあの森はそれもまた致し方ないと思えるほど?すっかり忘れるほど!の感動でした!
そんなこんなで次は、今までで一番移動距離が短い。

ブリスベンへ移動。またも歩く。歩き回る。ボタニックガーデンが見所らしい。気がついたら大学らしいところへ。それがおそらくQUT。これもまた自分が行くことになる学校とは知る良しもなく、実際、入学して初めて、思い出した。「あ!ここ確か来たな。」と。人生何が起きるか解らないもんだ。

そして、さらにオーストラリアの上を目指す。
今度は、ハービーベイ!ホエールウォッチング発祥の地。
いくしかないでしょう! 行きました。
 いました。ザトウクジラ!近い!とにかく近い!そしてでかい!でかいぞ!
素で大興奮です!!最高です。いい写真が撮れた!が映っているのは相方だ!!当たり前、オレじゃない・・・だってオレが撮ったんだもん。
世界で一番でかい生き物、鯨!見なきゃ損です。
ああ、何度海へ飛び込んでしまおうと妄想したことか・・・・

名も覚えてない小さな街で止まる。バッパの前にはビーチが広がり、ビーチでたそがれてました。男二人。かなりロマンチークモードです。

そして、旅の目的地のひとつは、タウンズビルにあるジェームズクック大学。わざわざ、バスに乗り、離れた大学へ向かう。何もないところにありました。寮を見て大学の中に勝手に進入。いまひとつでした。でも広いなキャンパス。そして街へ戻る。歩く。またビーチへ向かう。街着く。泊まる。飯。学校見学。そして海。これがパターンだ。
オレは海の近くに住むのが夢だった。それでオーストラリアを選んだってのが本音だ。始めて買ったダイビング雑誌の特集はグレートバリアリーフだった。タウンズビル。またこの何もない街へ戻り、世界ベスト10レックダイビングスポットといわれる沈船ダイビングをするとも思いもしませんでした。沈船セントヨンガラ。半端じゃないです!
タウンズビルのビーチは人工だった。それがまず、いただけないオレ。そこにたどり着くのも歩きだ。遠い。そして、山を越える。坂が半端じゃなくきつい。その山がまた半端じゃない高さなんだ。見晴らし最高。一面海です。なんだか、ひとつやりきったような気分になりました。しっかし、とにかく歩いた。
そしていよいよケアンズへ。
時間はたっぷりだ。なんせ最終地。飛行機逃したら洒落にならん!金も余裕で余ってる。最後に行くところは・・・島だ!ぐれーどばりありーふだ!
早速、島を調べ、安くて近いところ予約。フリッツロイ島。
フェリーに乗り、みるみる海の色が変わっていく。一線を越えて完全に違う色になる。これは驚きの景色でした。島は思ったよりでかい。早速、宿に荷物を置いて、海へ。珊瑚の島だ。波打ち際は、白い珊瑚がどつきあっていい音奏でててます。熱い。
ヌーディービーチと地図にある。さっそく、林を抜け、うわさのビーチへ。いた!本当におっぱい丸出しです。いるんだねぇ。さすがオーストラリア。実は街中のバッパのプールにも胸をさらけ出して火に焼いてる人多数。やけどだって!最初、あれだけ興奮してた二人、終いには、あ、またいた。くらいにしか思ってませんでした。どうやらちらリズムがいいらしいよ。
海へ。スノーケリングギアを借り、早速海へ。熱帯魚を追う。使い捨て水中カメラを買い必死に追っかける。場所を変えて、また潜る。思ったよりにごっていた。そんな中、いきなりサメが目に入った!やばぁあぁい!即行、クロールで岸へ戻る。ビビリました。無事帰還。どっと疲れた。
そして二人でシーカヤック。2時間予約。思ったより筋力が必要とされる。1時間で十分だ。そんなわけで途中断念。それでも透き通るような海は最高でした!
夕方、二人は山を登る。いつ戻ろう?ってほど道は険しく長い。甘く見てた。これは山登りだ。だんだん暗くなる。それでも諦めず頂上を目指す。息が上がる。頂上だ!不自然なほどでかい石が重なっている。あほかってくらいでかい石だ!それを慎重に登る。
・・・・
・・・
・・
言葉がない。
360度とまではいかないかもしれないが海だ。とにかくでかい海
地球が丸く見えた
こんな景色は他になんだろう。
オレが今までにみたことのない景色だった。
そして日が沈む。
見とれてしまった・・・。
綺麗だった。
帰りはもう真っ暗闇だ。ビビリながら二人で山を降りる。
オーストラリアに来てよかった。ちょっと早くもそう思った。

相方はここに来て、疲れがたまったのか、ダウン。オレは一人ダイビングをすることに。
夢にまで見たグレートバリアリーフ。久々のダイビング。やっぱり海は綺麗だった。言葉にならない言葉でオレは何度もぶつぶつ独り言を言った。きっと変な泡がでただろう。
最近、人から聞いた言葉だ。
 「レギュレーターから出る泡は生きている証だ。」
 言葉にして思ったことはない。けれど本当はそれをいつも感じている。

夜は、満天の星。珊瑚の奏でる音。
最高だ。一人波打ち際でたそがれた。
急に好きな女の子が恋しくなった。
国際電話だ。 
高校を卒業して、オレは専門学校へ入る。オーストラリア留学科。周りの反対を押し切って、オレはオーストラリアに行くことに決めた。なんで、オーストラリアだったのか?行ったことがないのに。なわけで、夏休み。オレはノリでオーストラリアへ行った。
「行ったことない国へ、何年も留学するのか?」 
今度はKeisukeと言う海外初という新しい友達と二人旅。旅の目的はオーストラリアの学校を見る。そして、どの街がいいのか?自分の行く先を見つける旅だ。
色々、調べる。金がかかるのは当たり前だが、とにかく、安旅行。予算、宿、交通手段、みどころ、日程配分、色々調べるがなかなか決まらない。
結局、「行かなきゃ解らない!」 
そういうことだ。
決めたのは、オーストラリア大陸南に位置するアデレードと言う町に着き、大陸北東ケアンズから香港へ一日寄り、そして無事なら日本へ帰ってくるという旅。軽く日本全土がすっぽり収まり、余っちゃうくらいの移動距離。南は沖縄から北海道まで位のノリだ!宿不明。いける街不明。いける学校不明。一応、TAFE、大学リストを持っていく。一番行ってみたい大学は要チェックだ!そんなわけで旅の準備からスタートする。ビザの申請。大使館へ。でっかいリュックを購入。今でも愛用している。そして非常食の買いそろえなどなど。でっかい冒険だ!まず夢膨らませて、興奮!前日オレのうちで二人で寝る。そして、いよいよ出発だ。
飛行機に乗ってKeisukeは、大興奮。オレは即行で眠りに着いた。それでも色々話しながら、到着。アデレード空港。「おーすとらりあだ!」
早速、問題勃発。税関でつかまる。宿不明を問い詰められる。荷物を全部出す。非常食の角砂糖?氷飴?が問題になった。「しゅがーきゃんでぇー」と言っておいた。パンツまでチェックされて、オレがなんとか先に出た。30分は待っただろう。Keisukeもでてくる。さてどうするか?日差しが熱い。空港は街から離れている。どれくらい?そんなの知らない。地図を広げ行ったり来たり。どうするよ?すると・・・パスポートがない・・・
「まじでか?」
オレの相棒は早速、パスポートを無くした。
マジ二人で・・・状態だ。
探すしかない。でもどこで無くした??
パニックってたら、一人でっかいおっさんが話しかけてきた。どっき!っとしたが、どうやら関税で荷物チェックされてる時にいたオヤジだったらしい。パスポートをもっていた!!助かった・・・。頼むからパスポートだけは無くさないでくれ・・・とにかく、どーすっかとフラフラしててよかった。すんなり行ってたら・・・
しかたなく、タクシーを捕まえ、町へ行くことにした。そして、運転手のおっさんとぎこちない会話をしているうちに、安いバックパッカーホテルで下ろしてもらうことになった。これからは、もースムーズスムーズ。部屋を取って、最初は、二人部屋。相部屋は、まだ少し不安だったからね。そして荷物入れるところに鍵がないから鍵を買いに行くのが最初のTASKとなった。これもチャイナタウンで安くGET!それにしてもちっちゃな町だ。気がついたら一周してた。大学らしきところ発見。食堂で飯を食う。海へでかける。砂遊びをして写真に残す。早速、知らない人と話をする。ボートでどっか連れて行ってくれるという。初対面なのに・・・危うく着いていくところだった。が彼は金を要求。それならいかねぇよ!それにしても見知らぬ人に着いて行こうとするとは!俺らは一体いくつだって話だ。2泊くらいだったかな、アデレード滞在。十分だ。
バスで次の街メルボルンへ行けることを発見。早速、バスを予約。夜行バスだ。昼前に宿をでる。小さな街をまた歩く。修学旅行の女子高生発見1写真を撮ってくれと頼まれ、少し会話をする。久々の日本人だ!ちっと名残惜しい。そしてまた、やることがない。店は4時にしまる。メインストリートっぽいところでトランプをすることにした。なんだか、若者集団が現われた。一人かるく話しかけてくるが対して話も続かず、すぐ離れて行った。すると・・・
道ゆく少年をカツアゲし始めたではないか!
もう、即行でトランプぐっちゃぐっちゃにポケット、ポシェットにしまいこんで、逃げました!恐るべし田舎町アデレード。こんな町さっさと出て行こう。

バスに乗ること十数時間。腰が痛い。長すぎるバス・・・。

メルボルン到着。従姉弟のMaiに連絡する。彼女はメルボルンに留学中だったのだ!これが唯一の頼みの綱。メルボルンに着けば安心。なんとか会えた。ダイワかなんかのデパートの前で待ち合わせ。久々のMaiは相変わらずで、オレはイキナリ肩の荷が下りた感じだった。ここまで緊張しっぱなしだったんだろう。
従姉弟の通う学校で荷物を預かってもらう。いいのか?そんなこと!授業があったらしい。知らない奴らとビリヤードをやりながら待つ。そして街見学。宿は、一日バッパに泊まり、一日従姉弟との部屋に泊めてもらった。良い街だ!でかくもなく、小さくもなく。生活がしやすい。このときの印象でオレはメルボルンへいくことにしたのはのちのちのことだ。大学を見て、教会をみて、観光する。やっぱり海へいく。トラムにのって海へ。ここの海もなかなか人が集まっててにぎやかだ。

メルボルンを堪能した後、次の街、シドニーへ向かう。またも果てしなく長いバスの道だ。もう腰が痛くて、腰が痛くて、「神様ぁ!早く連れて行って。せめて寝かせてください」と祈ったほどだ。シドニーに着く。宿は一番危険なエリアのすぐ側に決めた。面倒なインターホン式セキュリティーがいくつもあった。ものすごいフレンドリーでちっとドギマギ。今度は相部屋に挑戦。一人ミドルイースト系の人と仲良くなる。それから他にヨーロッパ系女性数名。多少話す。夜はとにかく、サイレンがなっていた。危険な街かぁってイメージがありつつも、まぁ、それもまた楽しむわけだ。朝起きると同じ部屋の女性人が動いていた。なんと!パンツいっちょで歩き回ってるのだ!気まずくて、ベットからでれなかった。また寝に入っておくか・・・。カルチャーショックだな。帰って友達に話すと決まって「おいしーなぁ!」って言われる。それはおいてといて、やっぱり、海へ行く。水族館もかかせない。それからお決まりにオペラハウスを見ておく。とにかく、歩く歩く。歩くのがこの旅だ。歩くのが基本だ。
そして、お決まりコースだ。バスを予約。次はゴールドコーストだ!

つづく
オレはノリで生きてます。
最近は、ノリに乗って動くことが少なくなってきたかもしれない。それでも自分は、思いっ立ったら即行動型だって思ってる。自分がビビリだからこそ、そうしてノリで行かなきゃならないんだ。ウダウダしてる自分が大嫌いだから!そんなオレノリをいくつか忘れないように書いておこう。

まず、昨日Shinsukeと話してて思い出した。
高校二年のゴールデンウィークだ。なんだかイライラが募る毎日。刺激の足りない毎日。そんな時、オレは一人旅をすることに決めた。場所は・・・
どこでもいい。海だ。島だ。オレは、とにかくノリで海へ行く。オレってそんなだ。
 「海へ行こう!!」 
伊豆諸島。いけるところまで行こう。御蔵島へ行きたい。イルカをみたい。当日、リュックを背負って、非常食を買う。カロリーメイトだ。それからまだ肌寒い。寝袋、スキーウェアと便脳ナイフ、使えそうなもん詰める。朝飯食ったら、「いってきまーす!!」って母にでっかい声で伝えて、うきうき家をでる。オレの冒険の始まりだ。
「品川あたりから船が出てる。よし!港へ。」
船着場。「ゴールデンウィーク!舐めていた・・・満席だ・・・」
それでも席ナシなら乗れそうだ。出航時刻は夜。そして学割が使えるのに学生証は持ってきてない。家路へ向かう。
「ただいまー!帰ってきちゃった。はは」
「ふふ、(やっぱりね)」と母。
どうやらそんな現状を知っていてだまっていたらしい。とにかく、夕飯を食ってまた出かける、「行ってきマーズ!!(今度こそ!)」。並ぶ。とにかく、何時間も並んで船に乗る。出遅れた・・。やっぱり、席なし。仕方なく船の甲板を陣どる!東京湾を出る。夜の台場が見えてくる。
「うん。綺麗だ。冒険だぁ!」
「静かだ。海の匂い。」
「ああ、寒い。」
服を着込んで、寝袋に包まり、毛布を借りて寝る。寒い。
寝れねぇって!!
それでも船が波をかき分ける音。心地よかった。

朝靄のなか島に着く。日の出までまだ時間がありそうだ。
人並みに流れ、インフォメ−ションへ。
「宿は・・・っと。¥かかるな。」キャンプ場がある。「よし、野宿だ!」
地図を見て島を一周する道があることを知る。20数キロだ。歩いていけるな!
「とりあえずはっと、まだ暗いのに、あの店だけにぎやかだ。」店へ。市場で上がったばかりの魚が並ぶ。これが新鮮そのものってやつで、
「店の人は、とっても朝のテンションじゃない!人間まで新鮮だ。」
店をでて、時計とは逆周りに島一周旅行スタート!歩き出す。朝日が昇る。歩くこと数時間、何もない。がまたしばらく歩くと、駄菓子屋っぽいところ発見。カップ麺食って、自販機でジュース何本か補充。店の人と多少会話。そしてまた歩き出す。坂が多い。小さな郵便局に小学校。島の子供が「こんにちわぁ」と声をかけてくる。子供相手に恥ずかしさを感じてしまう、オレ。それでも「島の子は、自然だ」そう思う。なんだか、「大切なもんを忘れているんじゃないか?」などと考え始める。
何時間歩いただろう。床屋さんを見かける。「(髪の毛切ろうかなぁ)」と考えてたら、少しおしゃれっぽい民家の美容院発見!ノリで床屋へ坊主計画勃発。そして、店に入るが誰もいない。すると、庭からいかにも島のオヤジっぽい人が出てきた。「やってますかぁ?」店に入ると、趣味でやってますって感じのゆったりとした空間。自然と会話が進む。オレのいきさつを話すと共感してくれたのか、オレの興味を持ってくれたのか、バイクを貸してくれると言う。そして、野宿をすると話すとうちに泊まるか?くらいまで言ってくれた。
嬉しかった。
そんな島の人の優しさを何度も感じることができた。それが三宅島だ。すっかり坊主頭に違和感を感じつつも気持ちがいい。少しキツイ坂いくつか登ると一面海。一方は、でっかい溶岩の流れただろう後、溶岩山だな。自然と唄を歌い始めるオレ。自分でびっくり!大声で唄を歌う。
また歩くことしばらくして、ダイビングショップを見つけ、店に入ると綺麗に撮れてる海の写真が沢山だ。どうやらいきなりノリでダイビングするには、時間が遅すぎた。次回だ!御蔵島へも船が出るが船が少ない。家に帰るのが何日も遅れそうだ。学校が始まっちゃう。だめだ。次回。
小さな船着場でカロリーメイトを食べる。本当に店がない。自販機すらない。ジュース買いだめしてなかったらやばかったな!ひもじい・・・大体、オレみたいに歩いて島を廻るひとがいない。当たり前だ!意味わかんないもん!
今日の目的は、夕日の見える露天風呂へ!行くこと。太陽がミルミル落ちていく。一人心細いぞ。自然と早足になる。気がついたらオレは走っていた。やっと風呂が見え、
「よし!間に合った!」体も洗わず、露天へでる。
ああぁ!・・・(女風呂からしか見えないっぽい)」そんなオチだ。それでも夕日で海はオレンジに染まっていた。歩き疲れた体は完全に癒されたぞ。風呂上り。となりに食い物屋。新鮮ないくら丼が馬鹿ウマだった!そしてビールを一杯。(そういえば、オレ未成年ジャン!?今思い出した・・。)定員の女の子は可愛かった。同じくらいの年かな?島の子、バイトでもしてたのか、家の手伝いかな?ビールも黙って出してくれた。そのあと、少し会話したんだけど、何を話したか忘れた。
ほろ酔いで寝床を探す。もう真っ暗だ!また少し心細いぞ。途中缶ビールを買って、キャンプ場へ。皆テントを広げて楽しそうにしてるぞ。オレは、その脇を素通りして、海辺へ。奥のほう火を焚いている。オレはその手前で寝袋を敷き、スキーウェアを着て寝る。アサヒビール2,3本に酔う。星が綺麗だ。流れ星もみた。色々考え込んでいた。でも学校にいるときのようなイライラはしない。同じ考える時間なのに心の落ち着きが違うんだよねぇ。気がついたら眠りに落ちていた。朝方何度も目が覚める。寒い。それでもまた眠りに舞い戻る。するとイキナリ!おっさんの顔が目の前に!!
「おーい、生きてるか?ここで寝てたのか?寒いだろう?」
「はい。(ああ、びびった。)」これさ、目覚め悪いだろう。
そして、朝一の風呂に入りにいく。今度は、森の中の露天風呂。誰もいない。貸しきりだ。なんとも言えない開放感!そして、またビールでものんだっけな?オロナミンCでものんだか?忘れた。そんなこんなで帰りの船へ後れないようにまた歩く。島一週半30kmは歩いたかなぁ。ひたすら歩いた。途中、何度も引き返そうかと思うほど島の道なりは厳しい。食うものがない。ひもじくなった。それでもなんだか、ものすごい達成感があった。こうしてオレの冒険は終わる。

いや、実はそれが始まりだったのかもしれない。
そんなノリでオレは今度、オーストラリア大陸を半周することに繋がったんだろう!

つづく
実はドラゴンボールに続きがあった!
ドラゴンボールには続きがあった。
それはドラゴンボールAFと呼ばれ、アメリカで鳥山明を無視して作られた。なんとスーパーサイヤ人10までいってるのであります。そんなわけで、簡単にお話いたします。

フリーザ撃破後、悟空は、地球へ帰る前、ヤードラット星を去った後、地球の1000倍の重力もある美しい星を見つけ、修行しようと降り立ちます。そして、この星で、悟空は、ある女性(ライラ)に誘惑されます。しかしながら、悟空は、地球にいるチチのことを愛しているので、断ります。が!!彼女は、悟空を諦めきれず、夢の中で、さらに言い寄ります。夢の中の悟空を犯しちゃったわけです!


そして、悟空が、この星を去った後、星が爆発してしまいます。
しかし、この女性は、実は、神様的存在(ライラ姫)だったのです。さらに、ライラ姫は、悟空の潜在能力の高さを見抜いており、夢の中で、悟空に言い寄った時に、子供を身ごもっていたのでした。なまなましい話です・・・

(そして悟空はチチ殺されるとかか?)
じゃなかった!

そして、ライラ姫は、悟空の子供を産みます。
この子供は、「Xicor」(ザイコー)と名づけられ、悟空の血を引いていることもあり、いきなり、産まれたときから、スーパーサイヤ人5だったのです。しかし、悟空のように修行で、強くなりたくとも、Xicorには、師匠がいないため、その力を扱うことが、できません。そこで、ライラ姫は、悟空のような偉大な勇士になるようにと、父親である、
悟空を探しに旅をさせることに・・・。

そんな感じで始まるドラゴンボールAFは、サイヤ人がやりやられ、パワーアップを繰り返し、どいつもこいつもフュージョンしまくって新しいキャラの出来上がり!根っからのファンとしては、もうGTでおいおい!って感じなのに・・・AFもう笑うしかないです。

そんなオレはひたすら新しいキャラのPICTUREとストーリーを検索しまくりました。

だって気になるんだもん!
精神病にかかったことはありますか?

基本的には自分で自覚しにくいのが精神病だと思います。だって認めたくないもん。自分が精神病だとか、気持ち的に弱い人間だなんて考えたこともないし。でも実際、訳もわからず、身体が調子悪くなる。オレは胃腸が弱い。何かしらあるとすぐ腹が下る。風邪、ストレス、酒、食い物、なんでもだ。冷や汗が出て、立ちくらみがするほどのひどい下痢。どうしようもない。わりと頭痛持ちだし。こうして考えるとひ弱だ。それでも学校は休まない健康優良児だし、運動もできる。ごく普通だとオレ自身は思ってるわけです。
オレは何度かうつにかかったことがあると思う。それに自律神経がどうのってこともあった。

心の病気と呼ばれる「うつ病」。
重い病気と思われがちですが、こころの風邪と呼ばれるもので誰でもかかる病気。
うつは季節の変わり目や強いストレスや慢性的な疲労などによって、脳内の神経伝達物質(カテコールアミン)が減少することによって起こる。感情の起状がコントロールしにくくなる。うつになりやすい人は、真面目な人。人に頼まれたことを嫌と言えない人や綺麗好きな人は、注意が必要です。

訳もなく疲れた感じがする。
毎日の生活に充実感がない。
楽にできた事がおっくうに感じる。
自分が役に立ってないと思う。
そんな症状が2週間以上続いたら「うつ病」を疑う。
主に不眠、疲労感、頭痛、肩こり、食欲不振などの症状がでる。
うつのとき一番大切なのは周りの対応なんです。しかし、一番いけないのは、「頑張れ!」などと励ますこと。それは重圧をかけてしまうことになるからです。それよりも、「そうだよね。辛いよね。」と優しく受け止めることが大切なんです。
リラックスすること。とにかく、休む。
運動。朝のストレッチなど軽いものから始める。
 

と花王がお送りする健康の女神って番組でやっていた。

はい!経験済みです。
オレは人に「うつです!」なんて言った事もなければ、自分が「うつに間違いない」なんて思ったこともない。けど、何度も経験してるんです。軽度のうつ病。友達といると「ああ、今、こいつは、あん時のオレだ。」って思う。一人や二人じゃない。本当に皆がそんな時期を迎える。そんな時オレは、「オレもそうだったりするんだよ。すっげーわかる。わけわかんなくなるんだよねぇ。でも大丈夫!お前ならできる。」ってそう思う。
そんな時、本を読む。音楽を聴く。寝る。運動をする。
だからオレには週に一度のサッカーが欠かせない。これは自分でよく知るコントロール法だ。そして、そんな時、何よりも家族とか友達の支えが必要不可欠ね。「やっぱり、こいつは、自分の側にいてわかってくれるんだ。」「離れててもこいつはオレのことをわかってくれる。」そう思うことがやわらげてくれる。五月病、季節の移り変わりとかのなんか気が抜けた感は完全に精神病!「軽度うつ病」ってことになるだろう。そこで救われないと今度は、きっと重度のうつ病になる。だんだん抜け出せなくなる。フリーターや二−トと呼ばれる人の中にも、そんな病気になってる人がいるかもしれない。拒食症、過食症とかも精神的なものだろうし。きっと色々な形で精神的な疲れを身体が訴えるんです。自分でもよくわかんなくなってくるんだ、きっと。
だから支えてください。
自分の大切な人がそう見えた時、支えてあげてください。

気持ちが弱った時、身体も弱っていくんです。
逆もまたしかり。身体の弱ったとき、気持ちは弱まります。涙もろくなる。素直になる。そんな覚えがきっと誰にでもあると思います。
結局、人は一人では生きられない。
誰かに認められ、好かれて、愛されて(こんな言葉はこっぱずかしい・・・)いたい。それをいつも感じていたい。孤独には耐えられません。
だよね? 
今日は、同性愛者について話したいと思う。
ゲイ、レズビアン、トムボーイ、オカマ、オナベ、ニューハーフそれからバイセクシャルなど、呼び名は色々ある。同性愛者にも色々ある。

まず、
カラダとココロが噛み合ってない場合。
カラダは男、ココロは女。
カラダが女、ココロは男。

好みの問題。
カラダも男、ココロも男。そして男を好む場合。
カラダも女、ココロも女。そして女を好む場合。
男と女の両方を好む場合。

そんな具合だ。
そして男同士の恋愛には、男役の男、女役の男と言うのがある。
女同士の場合も同様だ。

そして、それらに呼び名がついている。時にはそれは差別になる。偏見な目で見る人は後を絶たない。下手したら、その偏見の目を持つ人が普通の人と言われたりもする世の中だ。普通じゃない、おかしい、なしだ、そう思われることになる。そこでオレなりの解釈する。

まず、人は生まれる始めは皆、女であるということ。精子が卵子に受精して、その後成長過程の中で、男と女に分かれていく。その過程で、ココロとカラダの成長が一致しないってのが生理学上で言われる。あとは育つ環境も影響するだろう。

つまり、ココロとカラダは必ずしも一致しないってこと。だとオレは思う。

偏見を持っている人にわかって欲しいことがある。
確かに、男同士でいちゃいちゃしてるのを目の当たりにしてたり、男同士のSEXなんかできれば想像もしたくない。それは、オレも正直、受け入れがたい。汚らしく思えたり、自然じゃないって思うかもしれない。きっとそれはその人がゲイじゃないからだ。自分とは違ったもの。大半の人とは違ったもの。人はそれをなかなか受け入れようとはしない。

まず、カラダのやり取りを想像したらダメだろうなぁ。
その人自身を知ることから入らないとダメだ!

人には悩みがある。ゲイにはゲイの悩みがある。レズにはレズの悩み。辛い経験が付き纏う。

まず、自分がゲイ/レズだと気がついた時、自分が人とは違うって気がついてしまった時、自分だったらどう思うだろう?どうするだろう?

自分は女のカラダを持って生まれ、ココロは、男だと知っている。それなのにやはりカラダは、どんどん女性の体つきになっていく。おっぱいが膨らんで、生理になり、子供を生むという能力を得る。

人に自分がゲイであるということを打ち明けられない。それは、本当の自分を打ち明けられないってこと。自分を理解してくれる人がいないってこと。孤独を感じることになるだろう。それを知らない友達を本当の友達と言えるだろうか?
家族にすら言えない事実。それを隠し続ける辛さ。

打ち明けたところで、受け入れられるとは限らない。差別を受け、煙たがられ、家族にすら忌み嫌われる。存在を否定される。そんなこともあるだろう。

好きな人は、決して、自分を恋愛対象として見てくれない。明らかに、選択の余地がない自分。恋愛がしたい。それでも自分に見合う人を見つける困難がある。そして見つかったところで、必ずしも結ばれるわけがない。

カラダ目当て、性的欲求のためだけに付き合う関係。それを解ってても手放せない。そんな形でも自分を認めてくれる人の存在がいなくなることの恐れ。

人に彼氏、彼女と紹介されない辛さ。

一緒に手を繋いで、腕を組んで街を歩けない。

好きな人と結ばれる。でも子供を作ることができない。

本当は男が好きなのに、女の人と結婚をして、子供を作る。

好きな人、自分を変えようと努力する人が側にいる。それなのに変わらない自分という存在。

女として生まれ、好きな男の子ができる。それを繰り返してきた。ある日突然、女の子が好きになってしまった時の戸惑い。

それを知ってなお、ギャグ突っ込みのように「That’s gay! You are a Gey! お前ゲイか?」って言えるのかぁ?言ってもいい気は、しない。心からの笑いじゃないなぁ。

性同一障害という言葉があり。同性愛者と呼ばれる人達は、個々重い想いがあるわけだ。それを知る人は少ない。わりとつい最近までオレはそれを知らないでいた。話し合い、打ち明けあい、認め合える人がいることで初めてその人達は、幸せを感じることができる。おそらく、間違いないだろう。オレも一緒だ。オレは、男友達もいれば、女友達もいる。カラダのやりとりを抜けば、オレこそバイセクシャルと呼ばれるにふさわしいかもしれない。そんな人の気持ちを知って初めて、街のあちこちに同性愛者に当てはまる人、性同一性障害と呼ばれる人がたくさんいることを知った。思い返せば、今までの学校生活の中でそれに当てはまる人がいたことを知る。オレは、そいつを変わり者ととらえていた。そして、そんな人は、それを認めてくれる人に集まることを知った。その人には解るのだ!「こいつなら自分を認めてもらえる!」ってことを。なぜか?その人に共通して言えることは、他人の気持ちがわかるということ。男の気持ち、女の気持ち。どっちの立場でもそのひとの気持ちになって考えることができる。人を見る目がある人が多いのかもしれない。そして、多くの経験をしている。辛い思いも多いはずだ。自分を受け入れた人には、強さがある。自分を持っている。熱い。
サッカーは男がやるスポーツとして一般かもしれない。しかし、これは男のやるスポーツと誰が決める?バレーを踊る男をオレはきっと美しいだろうと思う。オレはおままごとに人形遊びをやったことがある。ガンダムが好きな女の子がいる。
人それぞれ好みがある。自由がある。オレがあの女の子より、この女の子を好きなように。女の子より、男の方が好きだっていうのもありだって思う。人はそれぞれの悩みを持って生きる。オレは自分と言う存在を認めてもらえないことが一番辛いことだと思う。
あり?なし?
オレは断然、ありだ!
今日は従兄弟の結婚式。
6つ年上のEIJI君。生まれたときからずっと見てきた人のひとりだ。去年年末に田舎へ帰ったとき、結婚すると聞く。奥さんは、鼻が高くて、はっきりした顔立ち。初対面のオレは、コタツで横になっていた。そんなオレがいくつに見えるかと言う質問に「中学生?」「高校生?」と答えた!?か逆質問だ。そんなオレは21歳でした。ちょっとショックだ。まぁ、中身をしってくれ!いつか。できれば結婚式に出席してそう言ってやりたかった・・・。
従兄弟のEIJI君。オレはいっつも戦いごっこ?をしていた。ひたすら彼に戦いを挑み、畳に叩きつけられるのが、お決まりだ。軽くあしらわれた。幼い時には、オレの噛み付き攻撃に耐えられず、反撃をできない優しい奴だ。オレはいっつも彼を見てきた。オレの先を行く従兄弟の兄貴として。学ランを着てるEIJI君。いっつも同じ名の入ったジャージが干してある。バレーボールでは県大会で優勝。全国春高バレーに出る彼をオレは応援しに行く。バシバシ決まるサーブは見てるオレまで気持ちが高まってくる。キャチボールをしたりもした。大学受験は、試験中にトイレに行っても志望校に受かったみたいだ。大学生。そして社会人。いつもオレの手前を歩いている。年に数回しか会わないけれど、オレはしっかり見てる。この間、二人で飲みながら話をした。いい刺激になる。就職の話に、仕事に、結婚。オレがこれから追う道だ。オレも同じステージになって話ができるようになる日は近いんだろうか?  すっげーー楽しみだ!!

今日は土曜日。またオレはサッカーをする。カラダが痛い。相変わらず、オレの右足の痛みはひかない。痛いまんまだ。一週間休む。痛みひく。サッカーする。痛み増す。それの繰り返し、最近、痛みがだんだん激しくなってきた。でも止められない。オレは、本気で歩けなくなってもいいって思うときがある。それくらいオレには大事な時間なんだ。人には馬鹿だって言われてお終いだ。オレは痛みに弱い。いっつも怪我して、「いてぇ、いてぇ。」とひーひー嘆く。それでも止められないにはオレなりに理由がある。ストレス発散。集中。出逢い。熱くなれるんだなぁ。がむしゃらに球を追っかけてる瞬間は、言葉にはできない心地よさがある。 たまるかっ!!
今日やっとオレの狙ってた男と話ができた。中国、香港系グループの中でリーダーっぽくなってる奴。名はLIANGと言う。オレは基本的にあんまり馴れ合いっぽい会話をサッカー中にしない。それでも少し話すそいつは、「なんか違う。」単純にそう思った。ちょっと生意気そうな奴。気合いが入ってる奴。リーダーじゃないけど、そんな風格みたいなのがある奴。そんな感じ。話してみた。そいつは中国人20歳、オーストラリア滞在5年。話してて面白い。政治経済、国際事情、自分らで好き勝手言い合う。でも自分のことをあまり話さない。オレは、それを待つ。結局、2時間近く、夜の誰もいないグランドで話す。止まない。水気を帯びた芝のいい匂いがする。息が白い。寒いな、今日は。勢いで飯を一緒に食いに行くことになる。ビールを2Lジャグ4杯。サッカーの後のビールは美味い。こいつと飲む酒も美味い。結局、オレは質問する。ほんの少しだけ、見せたかな!?そいつの本心みたいなもんを。やっぱり、野心を持っている。20歳。ビジョンはまだはっきりとしてはいないのかもしれない。けど野心は持ってる。こいつは、なかなかの人物と見た。これからどー繋がっていくかはわからないけど、楽しみだ。時間をかけて口だけじゃないってのを見ていきたいと思う。
そゆーやりとりが単純に面白い。これの連続。オレの22年間は、何をしててもそんなやりとりに楽しみを感じているのは間違い。これからもそうだ。これをオレは仕事にする。それが今のオレが決めたことだ。毎回、そんなやり取りを繰り返す度に、それを再確認させられる。
オレの好きなこと。

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