荷物整理は帰る当日までかかり、睡眠時間は1時間と少しで空港へ向かう。

当日の朝、せわしなく家をでる。

呟かれた本当は言いたくない言葉

眠たそうな切ない目

見慣れた寝巻き姿で手を振るアイツ

その姿が忘れられないような気がする。


自分が成長するために
ただそれだけのを想い続けてきた4年。

オレは何リットルくらい泣いたんだろう?

ヤクルトの容器に涙をためたら何本くらいになるのか?
常に部屋にあった水のペットボトルだったら?

何度もそんなことを考えた。


頭がまわらない。
抜けている自分。
グチが出る。
独り言のような話を聞いてもらう。

飛行機の中、

  終わりから始まりに移りゆく

    自分が手に取るように解った。

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