将来の夢
小学校の頃、決まって将来の夢を書かなきゃいけない時がくる。
オレはそれが嫌いだった。
だって、オレには夢を語る人が恥ずかしく思えた。
そして、オレには心の底からなりたいモノがなかった。

仕方なく、書いた将来の夢「スポーツ選手」。
これは単に好きなことでしかなかったのかもしれない。その言葉にどうもしっくりこなかった。でも嘘偽りのないオレの夢だったのは確かだ。心の底から好きなスポーツを続けたいって意味の込めた言葉。何かしら自分に得意なスポーツをしていたい。それがオレの言葉にした夢だった。

サッカーに夢中だった頃、周りが「将来は、サッカー選手でしょ?」くらいに言われるのが嫌で仕方なかった。
スポーツ選手っていったら、サッカー選手、野球選手、陸上、柔道に体操、相撲、色々だけど、そんなところだろう。
オレの夢って何処までスポーツ選手だったんだろう?
スポーツで飯を食っていけるところだったんだろうか?
いいや!オレはそんな夢を見てたわけじゃない。諦めてたわけでもない。心の底から世間の言うスポーツ選手になりたかったわけではなかったんだと思う。心底サッカー選手にも陸上選手にもなりたいとは思えなかった。それでもオレは僕の将来の夢に「スポーツ選手」と書いた。

小学校でずっとリレーの選手に選ばれてた。水泳大会、連合陸上、サッカー大会にも先頭きって出た。中学に入って、国立競技場も走った。サッカーでは、区の選抜に選ばれ、日の丸つけて、ブラジル、韓国へも行った。高校にはいって、ハンドボール大会は2年ともクラス代表。陸上も始めた。ダイビングにスノーボードも始めた。語学学校では、サッカー大会TEAM DREAM JAPANで優勝した。今、オレはダイビングのインストラクターだ。つまり、未熟者ではあるものの、SCUBA DIVING PROFESSIONALなわけだ。スポーツが苦手な奴には、「間違いなくSPORTS SPECIALISTだ」って言われた。小学生の時に書いたオレの夢、「スポーツ選手」は、叶ったんだろうか?オレにとって叶ったとも言える。
好きなスポーツはこれからもずっと続けていくつもりだ。たとえ手足がなくなってもオレは続けていくだろう。父親になって、運動会の親子競争でもでれれば、満足かもしれないな!

オレには夢がある。
オレの夢には現実味がある。
オレの人生目標だ。
途方もなくでかいかもしれない。
けど、なんとしても、達成しなきゃだ。
ただ、「あぁ、なれたらいいなぁ」なんてのが夢じゃない。
心の底から達成したいモノがある。

人は生きてる意味を考えてきた。
無限に近い世界で、ものすごい数の中、ものすごい小さな存在でしたかない。22年経った今は、人生は自己満足と悟り、そんな目標達成がオレの生きる意味になってくるような気がする。生きるに十分な目標が最近、ますます増えてきた。

だから、オレはきっと見失わないでいけるだろう!
てんぱったら支えてください。

こんなことを人に言うのは、照れくさいけど、かなり本気だ!!
日記だからこそ言える話。内に秘めとくもんだ。

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