River Side

2005年6月11日 恋愛
今日もサッカーをした。いよいよ、足の痛みが限界一歩手前になってきた。顎もやられた。痛みは生きてる証拠。考えようによっては、心地よい痛みもある。「痛い!」それがオレの最近の口癖だ。
試合は5−3負けました。内容は悪くない。思いっきり悔しいけれど、今日という日があってよかった。
そして、外サッカーへ。
今日は少し人数が少ない。
テスト直前だからかな?
それでも同じ大学に通うテスト前の5人が最後まで残っていた。一人は良く知らない。本当にサッカーが好きな5人。人好きな5人かも?勉強からの逃げ?ではなさそうだ。オレは足の痛みに耐えかねて、大の字で横になる。ナイターってなんだか好きです。サッカーグランドのナイター、スキー場のナイター。鳥が真上を飛んでいった。パス練習をする4人からミスったときの汚い言葉が飛び交ってます。

Shinsuke「いい気持ちだね」
オレ黙って頷く。見えたかな?
そんであえて「いい気持ちだ」って言葉にしてみる。
いい気持ちだ。
最近ちょっとみっけもんの中国人Liangは、その言葉を知らない。そして意味を聞き、繰り返して言っている。きっと、通じただろうなぁ。

今日、昨日はやたらとQUTのロゴが目に入る。オレの大学ロゴだ。グランドでゴールから見上げる位置に目に入る。

珍しく、オレは速めに帰宅。最後までグランドに居残るオレがだ。家に着くと即行シャワーをしてKAVYと夕飯を食べに出かける。今日、彼女は、テストを終え、今学期すべての過程を終了した。気持ち晴れてわいわいしたい気分だろうが、オレがちょっとしたことでテンション下げました。がRiverSideに行こう。デートでーとって言ったらすっかり元気。おめかしした後、鼻歌を歌いっぱなしです。単純だ。で向かうところは、Southbank。
「Riversideじゃないの?」と聞かれ、オレは、めちゃめちゃRiversideですけどってブリスベンを流れる川を指す。どうやらRiversideって名前の場所と川の横って表現がかぶってしまったようだ・・・
まぁ、お構いナシですけどね。
そして、日本食を食べました。レストランは「銀河」ってとこ。美味かった。和菓子が好きなKAVY食いきれず、お持ち帰り。って言いながら!思いっきりでっかい船の入れ物に入ったアイスを食ってます。オレオを砕いてマンゴーとミックス。ストロベリーにキットカットをミックス。そしてダブルチョコレートの入ったボートにはさらにバナナとたっぷりの生クリームが乗っています。
食いきった・・・

川沿いを歩くとさっきBBQをしてたグループがなにやら騒いでる。どうやらそのうちのカップルが大喧嘩したみたいだ。向こう側からすごい勢いで男がオレわきを過ぎ去っていった。
女の子は泣き崩れている。
「どうしたんだ?何で喧嘩したんだろう?」
気になるところだ。

全く同じと場所で、思いっきり喧嘩したことがある。
二人して思い出してたんだろう。目が合ったときそう思った。
「(はは。皆似たようなもんだな・・・)」
「ここは良くない場所なんだ。」とKAVY

そしてちょっと離れたところで座る。
なんと目の前にはまたしてもQUTのロゴ。
川の反対側は、オレの通う大学のキャンパス。
つまり、
オレに勉強しろと?  
やっぱり、何度も見てしまう・・・

まぁ、とにかく、オレは、日本へ帰ることを決めたといいたかった。ちゃんとした形で。それを伝えると、

「I know. (解ってる。)」

あっけなく、言われた。そっけなく。
オレは、少し考えた。見栄でも、意地でもない。本当にそうだったんだろう。そんな気がした。

ちょっと離れたところに車を停めた。そこまで歩いて戻る途中。オレは行きに聞かれた質問を考えていた。

「前の彼女と公園とか沢山行ったりした?」

初めにそれを聞かれたとき、「行ったよ」って答えた。
で、またその話題をふったわけだ。
「前の彼女とはとにかくあっちこっち行った。ありとあらゆる公園へ。でもこんなに何度も一緒に朝を迎えたことはないなぁ。」って答え直してみた。本音だ。

「なんで俺等はちっともこうしてデートらしいデートをあんまりしなかったんだろう?」
「お互い忙しかったんだよ。どっちかが忙しかったりしてさ。誰かさんは、サッカーとかしにでかけて、私をほったらかしだし。」
ふむふむ。
「いや!俺等は、一緒にPCゲームしたり、漫画にドラマ、映画見まくってたもん!一日に四本DVD見たりしてさ。軽く1000時間はそうやって時間を過ごしたね。映画好きじゃないとダメだな!」
「私は絶対、そうして映画を一緒に見れない人とは一緒になれない!」

そんな感じ。おもいっきりインドア派なんです。それでもオレの影響で少しは変わったと思う。なんだか今いる時間がものすごく貴重に思えてきた。

駐車した前にはゴージャスなマンションが並ぶ。半端じゃない!
そして、オレはこんな家に住みたいなぁって言ってみた。マンションでもあんな広い家に。日本や香港じゃ難しいって話をする。終いには、オレがマンションでも建てれば、一番いい部屋頂きだって結論になる。

そして、家路へ向かう。道に迷いそうになるが結果、すんなり迷うことなく帰った。
ちょっとオレが道に迷った。
「ああぁ!よくわかんねぇ!」ってなった時、
彼女は、こう言った。
「どっちの道でも同じだよ。」
そして、オレは高速の反対方向へ乗ってしまう。
「いいよ。こうして綺麗なブリスベンの夜景も見れるし。」
「そうね。オレもこっからの景色が好きだなぁ」

あいつは、相変わらず、ご機嫌そうに鼻歌を歌っている。

いい場所なのに。喧嘩別れしそこなった場所。そこでオレはちゃんと日本に帰ることを決めたと報告。楽しい思い出もそこにのこしとかないと後味悪いしね。なんとなく、今日もノリでこーなった。ってかそーした。
とまぁ、そんなわけで今日も全く勉強をしていない。
なんだか頭が痛い。ベットに横になって、テストの心配をして愚痴グチ言うオレに、「大丈夫。MAKOTOはポテンシャルがあるから」と言ってくれる。オレは勉強以外での事と受けとった。が、実際、「朝まででも踏ん張れる」って言う励ましの言葉だったらしい。そんなぁ・・・
でも
オレはやる時はやる男だ!

それは間違いない。
全くもってテスト勉強に手をつけていない。
それでもオレは絶対に後悔しないだろう!

    今この時間がすべて貴重な時間だから。

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