車に乗り込み、3人のいる空港へ向かう。
ここにもみなの匂いが残る。塩の香りが昨晩の夜の海とこの六日間を思い出させる。
無睡眠で運転。これは危ない。とにかく、一人、皆で聞いたSIMPLE PLANとMOSHPIT ON DISNEYを聞きながら歌ったりする。そして色々妄想しつつ、何とか運転に集中する。気がつくともう完全に朝日が昇りきって、もう朝なんだか昼なんだかわからなくなっている。窓を開けて車を走らせてるのに暑い。
なんとか無事に空港へ到着。
ここ連日の疲れからかとにかく腹が下りそう。トイレへっ直行。
ここんところずっとそうだ。帰る前からずっと腹の調子が悪い。でもよく持ってくれた。こんだけはしゃげた自分の体力に少し驚く。腹の調子も微妙ながら、皆にごうりゅうしなきゃだ。もう少しもってくれ!俺の体。
チェックインカウンターにMASAYOの後姿とTAKEの頭が見える。それからCHIHARUのいかしたパーマ頭もだ。これが似合ってるんだよねぇ。ともかく合流。テンションは低い。
「わりぃ、財布みつかんなかったわ。」
「ああいいよ。もう。」
本当はよくなさそうだ。わずかに期待してた様子。
とにかく、俺はのこりわずかな時間を一緒にいようとまわらない頭を必死にまわすよう働きかける。
チェックインも終え、出国手続きまでの時間を一緒に過ごすが、どうも血の廻りが悪い。貧血になりそうだ。顔が白くなりそうな感じ。軽くオレンジージュースとサンドイッチを食べるがちっともパワーになりそうにない。
やっぱり、会話は少ない。最後にって言って土産屋を回る。が俺は一人ソファーに横になる。周りの騒音が聞こえなくなる。ちっと寝たかも数分。なんだか寒い。やってることもさむい。いじけてるわけじゃないのに。体はここに来て限界か?もう少しだのにぃ!
最後のコミュニケーションをはかる。なぜかできるだけ二人っきりの会話を皆と持つ。
テンション上げようとすると、どっと気持ち悪くなる。かといって低いのも嫌だし、帰りも運転しなきゃだ。心配もかけたくない。「しっかりしろよぉ、俺。」
あーだこーだのうちにもうすっかり時間だ。
きっとまだ時間はあるんだろうけど、余裕は持ったほうがいい。
「もう早くいけ!早く帰れ!」ちょっと投げやりな俺。
「そんなこと言わないでよぉ」とCHIHARU。
写真を撮ったりもした。
うまく笑えてんのか?俺・・・。
無理だな。
とにかく、また、せかす。
「帰れ。帰れ。」
本当に寂しかった。言わずにはいられないほど。
そろそろ時間だ。
3人を見送る。下りエスカレーター手前。
ちっと泣きそうになるのを何度か堪える。
どうやらCHIHARUもMASAYOもそんな感じだ。
とにかく、ありがとうが言いたくて。
言葉にしてるんだけど、それでも伝わってないような気がして、とにかく、めーいっぱいハグをする。どうやらそんな俺の行動が我慢の限界を超えたのか、HICHARUの眼からは涙がこぼれ落ちる。ちっと離れたところで入り辛そうにMASAYOも涙をこぼす。TAKEはまたもうちょっと離れたところで見守ってる感じだ。
「じゃね。」
最後なんていうことないもんだ。それでめいっぱい。
そして必死で涙を堪えてエスカレーターの下る3人を見送る。
見えなくなって、
「ああ、楽しい時間も終わりかぁ」ってちっと呟きたくなる。
出国手続きを終えて、まず、CHIHARUが出てきた。
まっさきに俺のいるだろう上を見上げて来たのがなんとも嬉し、切なかった。あとから二人も出てきて手を振る。
こゆーのってきりがない。
本当は思いっきり、手を振りまくりたいけど、なんだか余計さびしくなりそうで、ちっちゃく振りかえす。
何度も振り返っては手を振る3人。
CHIHARUは、なんか大声で「またね。」っていいたいんだけど、普通の会話程度の声でしか言えてない感じだ。俺もそんな感じで返す。「メールするから」みたいなお決まり文句もいくつか出て様な気がする。
MASAYOは本当に帰りたくないように見えた。そういえば、「また来るね」の一言が本心に聞こえた。妹とはちょっと違うでも似たような感じだ。なんか俺の海好きとノリで負けそうに感じるパワーを持った妹弟子!?って感じかなぁ?弟子ではない。後輩でもない。思うものが少し似てて、すごく身近になってしまった。
TAKEは、俺のあいがとうを突っ返して、ありがとうを何度か言っていた。なんだか少しだけむやむやな想いが晴れたような感じと情けない自分を見つめなおすかのごとく!?手を挙げて、搭乗口へ行った。
一人ひとりの挙げた手がそゆーのを思わせた。
俺は、バルコニーに出て、飛行機を見送る。
「ああ、行ったなぁ。」
駐車場に戻る。料金を払らわないであえて車へ戻ると誰かがぶつけたらしくへこんでいた。遠目から「あれ?俺の車か?」と疑うがやっぱり俺のだ。まぁ、大して落ち込みもしなかった。それより寂しい気持ちが大きくて。
仮眠を取ったか取らないか、料金を払って車を走らせる。
家に帰って、そっこくベットへ入る。
寝て起きたのはもう日が沈んだ後だった。
新しいSHREMATESと土蛍を見に行った。
一人寂しくなることもなく、気持ちがまぎれてよかったのだと思う。
やっぱり友達だ。
改めて、本当に来てくれてありがとう。
ありがとう。ありがとう。
今すぐ逢いたいです。
ここにもみなの匂いが残る。塩の香りが昨晩の夜の海とこの六日間を思い出させる。
無睡眠で運転。これは危ない。とにかく、一人、皆で聞いたSIMPLE PLANとMOSHPIT ON DISNEYを聞きながら歌ったりする。そして色々妄想しつつ、何とか運転に集中する。気がつくともう完全に朝日が昇りきって、もう朝なんだか昼なんだかわからなくなっている。窓を開けて車を走らせてるのに暑い。
なんとか無事に空港へ到着。
ここ連日の疲れからかとにかく腹が下りそう。トイレへっ直行。
ここんところずっとそうだ。帰る前からずっと腹の調子が悪い。でもよく持ってくれた。こんだけはしゃげた自分の体力に少し驚く。腹の調子も微妙ながら、皆にごうりゅうしなきゃだ。もう少しもってくれ!俺の体。
チェックインカウンターにMASAYOの後姿とTAKEの頭が見える。それからCHIHARUのいかしたパーマ頭もだ。これが似合ってるんだよねぇ。ともかく合流。テンションは低い。
「わりぃ、財布みつかんなかったわ。」
「ああいいよ。もう。」
本当はよくなさそうだ。わずかに期待してた様子。
とにかく、俺はのこりわずかな時間を一緒にいようとまわらない頭を必死にまわすよう働きかける。
チェックインも終え、出国手続きまでの時間を一緒に過ごすが、どうも血の廻りが悪い。貧血になりそうだ。顔が白くなりそうな感じ。軽くオレンジージュースとサンドイッチを食べるがちっともパワーになりそうにない。
やっぱり、会話は少ない。最後にって言って土産屋を回る。が俺は一人ソファーに横になる。周りの騒音が聞こえなくなる。ちっと寝たかも数分。なんだか寒い。やってることもさむい。いじけてるわけじゃないのに。体はここに来て限界か?もう少しだのにぃ!
最後のコミュニケーションをはかる。なぜかできるだけ二人っきりの会話を皆と持つ。
テンション上げようとすると、どっと気持ち悪くなる。かといって低いのも嫌だし、帰りも運転しなきゃだ。心配もかけたくない。「しっかりしろよぉ、俺。」
あーだこーだのうちにもうすっかり時間だ。
きっとまだ時間はあるんだろうけど、余裕は持ったほうがいい。
「もう早くいけ!早く帰れ!」ちょっと投げやりな俺。
「そんなこと言わないでよぉ」とCHIHARU。
写真を撮ったりもした。
うまく笑えてんのか?俺・・・。
無理だな。
とにかく、また、せかす。
「帰れ。帰れ。」
本当に寂しかった。言わずにはいられないほど。
そろそろ時間だ。
3人を見送る。下りエスカレーター手前。
ちっと泣きそうになるのを何度か堪える。
どうやらCHIHARUもMASAYOもそんな感じだ。
とにかく、ありがとうが言いたくて。
言葉にしてるんだけど、それでも伝わってないような気がして、とにかく、めーいっぱいハグをする。どうやらそんな俺の行動が我慢の限界を超えたのか、HICHARUの眼からは涙がこぼれ落ちる。ちっと離れたところで入り辛そうにMASAYOも涙をこぼす。TAKEはまたもうちょっと離れたところで見守ってる感じだ。
「じゃね。」
最後なんていうことないもんだ。それでめいっぱい。
そして必死で涙を堪えてエスカレーターの下る3人を見送る。
見えなくなって、
「ああ、楽しい時間も終わりかぁ」ってちっと呟きたくなる。
出国手続きを終えて、まず、CHIHARUが出てきた。
まっさきに俺のいるだろう上を見上げて来たのがなんとも嬉し、切なかった。あとから二人も出てきて手を振る。
こゆーのってきりがない。
本当は思いっきり、手を振りまくりたいけど、なんだか余計さびしくなりそうで、ちっちゃく振りかえす。
何度も振り返っては手を振る3人。
CHIHARUは、なんか大声で「またね。」っていいたいんだけど、普通の会話程度の声でしか言えてない感じだ。俺もそんな感じで返す。「メールするから」みたいなお決まり文句もいくつか出て様な気がする。
MASAYOは本当に帰りたくないように見えた。そういえば、「また来るね」の一言が本心に聞こえた。妹とはちょっと違うでも似たような感じだ。なんか俺の海好きとノリで負けそうに感じるパワーを持った妹弟子!?って感じかなぁ?弟子ではない。後輩でもない。思うものが少し似てて、すごく身近になってしまった。
TAKEは、俺のあいがとうを突っ返して、ありがとうを何度か言っていた。なんだか少しだけむやむやな想いが晴れたような感じと情けない自分を見つめなおすかのごとく!?手を挙げて、搭乗口へ行った。
一人ひとりの挙げた手がそゆーのを思わせた。
俺は、バルコニーに出て、飛行機を見送る。
「ああ、行ったなぁ。」
駐車場に戻る。料金を払らわないであえて車へ戻ると誰かがぶつけたらしくへこんでいた。遠目から「あれ?俺の車か?」と疑うがやっぱり俺のだ。まぁ、大して落ち込みもしなかった。それより寂しい気持ちが大きくて。
仮眠を取ったか取らないか、料金を払って車を走らせる。
家に帰って、そっこくベットへ入る。
寝て起きたのはもう日が沈んだ後だった。
新しいSHREMATESと土蛍を見に行った。
一人寂しくなることもなく、気持ちがまぎれてよかったのだと思う。
やっぱり友達だ。
改めて、本当に来てくれてありがとう。
ありがとう。ありがとう。
今すぐ逢いたいです。
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