ここオーストラリアはEster Holiday入り。今日はGOOD FRIDAYで休み。店は全く開いてない。SHINSUKEに誘われ、UNIのグランドでサッカーをする。スパイクは車のトランク、その車はメカニック入り。仕方なく、マコちゃん(ずっと一緒にサッカーをしてきた唯一の友達、新米パパ)にもらったおニューのインドア用のミズノを下ろす。すべる。すべる。けど足にはフィット!マコちゃんにもらったもんだからサッカーうまくなれそうな気がするものの実際は、俺のへたれっぷり満点。まぁ、でも俺はこれが何よりの精神安定剤。「走る」俺には必須なのだ。

終わったとは日本ドラマ「ORENGE DAYS」「BIG MONEY」をShinsukeにあげるためお宅訪問。両方ともなかなかだ。手話ができるようになったらまた人との出会いも増えるだろうなぁ。と株を知るにはもってこいのドラマ、今見るからこそ面白い。
第三ヶ国語は中国語。か手話がいい。できたらだけど・・・。
確実に世界が広がると期待が膨らむ。

サッカーの後、ともかくSHINSUKEのうちで飲みながら語らう。最近なかなか話の合うやつは少ない。同じスタートを切って、同じ学校に通うSHINSUKEは話が合う。楽しい。就職とか社会の話、友達の話、サッカーの話はちっとついていけない範囲!?っぽいけど、わりとこーゆーちっと真面目な話はしたい時がある。
そんなこんなで最終バスを逃し、YOSHIが来て、今度はネットでサッカー応援。日本VSイラン。
一分ごとに文章がロードされるスポーツニュースだ。これはやたらと妄想能力が必要とされる。そして結局、どれだけ惜しいプレーだったのか、どれだけ危ないシーンだったのか解らず終いだ。ともかく結果、2−1で敗北。日本VS北朝鮮のビデオの方が面白かったのは言うまでもない・・・。
そしてタクシーで帰る。

俺はサッカーを見るより、やるのが好きだ。思い返せば、語学学校時代、世間はWORLD CUPの真っ只中、Melbourneにいた俺は、日本戦が始まっているというのに、体育館で自分が日本代表気分でサッカーをしていた。遅れること後半戦が始まる頃、やっと応援を始めてたのである。これは自分でも決定的に見るより、やる方が好きだと知った瞬間だった。

応援される立場にいたい。
運動会、小学校のときから徒競走だけは負けたくなかった。幼いながらも、母には「テストで100点取るのと、徒競走で一等賞をとるのどっちがいい?」と聞いたほどだ。母は「もちろん、一等賞でしょう!」と断言してしまった。おかげこれだ。

中学の陸上大会は国立競技場。一、二年は応援だった。朝から声出しの練習。つらかった。国立を走りたいがために陸上部へ入部。三年生。俺は国立競技場を3回走った。200m個人予選、決勝。リレー第三走者。自分の名前を600人の生徒に応援されるのは、なんともいえない快感だった。妹は応援団、「自分の名前なんか連呼するのヤダ」と愚痴ってはいたものの、俺は内心、嬉し、誇らしかった。
そのせいか高校は陸上部へ。連合陸上大会、水泳大会、サッカー大会、体育祭、こうして昔を思い返せば、俺はずっと応援される立場にいたようだ。たぶん俺は目立ちたがり屋じゃなくて、応援されて、自分の存在と頑張りを認めて欲しいんだと思う。

これからもずっと死ぬまでそうだと思う。

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